ホラー担当者オススメ
殺人鬼シリーズ
綾辻行人
ジェイソンのように問答無用に殺戮する殺人鬼。その殺し方の描写も半端なくグロイです。目の奥で鮮明にその情景が思い浮かんでくる。(Posted byブクログ)
スプラッター描写にばっかり気を取られていたので、あちこちに散らばっていた大事な事に気づくのが遅かった・・・。「こうくるか~」とまんまと嵌められた気分でした。(Posted byブクログ)
ハードボイルド担当者オススメ
池袋ウエストゲートパークシリーズ
石田衣良
あまり本を読まなかった私ですが、このおかげで本に目覚めました。 高卒だけど、頭のきれるマコトは果物屋の手伝いをしながらトラブルシューターもこなす。スピード感があっておもしろいです。(Posted by文庫OFF)
ダーティーな話なのに、語り口の妙もあって、読後感が決して悪くありません。主人公、マコの賢さが文章にも表れていてそこもいい。(Posted byブクログ)
ミステリー担当者オススメ
千里眼シリーズ
松岡圭祐
強い女性ヒーローがここに登場!その名は「岬美由紀」。彼女は元・キャリア組の航空自衛官。男社会に(?)見切りをつけ今では最強のカウンセラー。スケールがでかくそのエンターテイメントさに読者はぐんぐん惹きつけられる。(Posted byブクログ)
臨床心理士という得意分野を更にエンタテイメントとして発展させた、名作、ヒロイン岬みゆきの登場作、展開の速さ面白さ、キャラクターの魅力など、一級品。(Posted byブクログ)
ミステリー担当者オススメ
ジョーカー・ゲームシリーズ
柳広司
D機関という陸軍のスパイ養成所を舞台に、主人公の結城中佐と周囲の関係者の視点から描いた連作短編。ちょっと荒唐無稽な感じもするが、娯楽と割り切れば本当に面白くて知的なエンターテインメントにあふれた作品だと思う。(Posted byブクログ)
アニメを見ていたので話は知っていたけど面白かったー!D機関の皆様の魔人ぶりと結城中佐の魔王感…!見せかけの栄光ではなく裏方に徹し、常識を疑い暗躍するスパイの姿がかっこよかったです。(Posted byブクログ)
ミステリー担当者オススメ
田口・白鳥シリーズ(チーム・バチスタ関連)
海堂尊
これは面白かった!心臓外科手術で原因不明の術中死が続き、その原因を探っていく、というミステリ。謎解き役である、田口と白鳥のコンビが好対照でとてもいい。(Posted byブクログ)
病院を舞台にしたエンターテイメントサスペンス。登場人物のキャラクターがみんな個性的で最後まで面白い!専門用語がバンバン出てくるのもまったく気にならず、最後まで一気に読みました。(Posted byブクログ)
ミステリー担当者オススメ
写楽 閉じた国の幻
島田荘司
写楽がこんなに謎だったなんて。日本中で話題になった回転ドア事故。そこからどう展開するのかわからなかったが、非常に潤沢な知的情報をもたらしてくれた。江戸と現代を行きつ戻りつする展開も興味深い。(Posted byブクログ)
構想20年で資料収集した著者によって推論を交えた写楽の正体に迫る論理展開は、フィクションでありながらも、「もしかしたら本当に写楽はこの本の通りなのか?!」とさえ考えさせられる。(Posted byブクログ)
ミステリー担当者オススメ
怪盗探偵山猫シリーズ
神永学
まず山猫のキャラにはまった!誰かは好きだろう。自由奔放なくせに約束をしっかり守る男。そのくせ平気だと信じたらピンチの時もなかなか助けに来ない!この小説は山猫のキャラにはまったことで購入しました。(Posted byブクログ)
新しいタイプの怪盗が出てきたなぁって思いました。神永学さんの作品で、他に心霊探偵八雲という作品がありますが、この中のキャラクターの一部も登場するので、知っている人は思わずクスッと笑ってしまうかと思います。(Posted byブクログ)
ファンタジー担当者オススメ
ここはボツコニアン
宮部みゆき
ミステリー小説のイメージが強い宮部みゆきさんの作品でしたが
「あぁ、この人ゲーム好きなんだな」とすごく感じる作品です。ゲームやら洋画のネタがわんさか出ます(Posted byブクログ)
RPGのゲームのストーリーのような展開をするギャグ・ファンタジー小説。作者が楽しんで書いているのは伝わるが、宮部みゆきのいつもの小説を期待して読むと全く違う。(Posted byブクログ)
ファンタジー担当者オススメ
十二国記
小野不由美
主人公・陽子が、連れ去られた異界で出会う人々に騙され、裏切られ、妖魔に追われながらも孤独な旅を続けていくというストーリー。この巻の内容はとても暗いですが、この部分なしでは下巻での感動はありません。(Posted by文庫OFF)
ファンタジーによくある王道的ストーリーかと思いきや、全然違うので驚き。正直、かなり衝撃的でした。(Posted byブクログ)
日本担当者オススメ
坂の上の雲
司馬遼太郎
司馬遼太郎でもっとも好きな本はと聞かれたら,迷わず「竜馬がゆく」と「坂の上の雲」を挙げる。明治維新という日本が若い力を挙げて精一杯努力と背伸びをして列強諸国と伍していた時代を描かれている。(Posted byブクログ)
私の好きな司馬遼太郎さんの作品の中でベスト1。近代日本プロジェクトXみたいな小説です。決して歴史は天才や英雄だけが作ってるわけではなく自分のやるべきことを魂を込めてするのが大事なんだと。(Posted byブクログ)
江戸担当者オススメ
鬼平犯科帳
池波正太郎
読むまではお決まりの勧善懲悪ものと勝手に思い込んでいたら、第一話からその先入観は一蹴された。人情話や盗人の美学、筋を貫く慣習といった時代小説にはありがちな要素ではあるけれども、ストーリー展開が奇抜。(Posted byブクログ)
大人しそうに見えても盗賊には容赦がない一方、盗賊の子を引き取ったり、昔いわくがあった女に気軽に声をかけたりする平蔵の優しさが良い。(Posted by文庫OFF)
日本担当者オススメ
陰陽師シリーズ
夢枕獏
人々の暮らしの中に闇と鬼の世界が共にあった平安時代。安倍晴明と源博雅のコンビが怪異な事件を解決していく話。抑制がきいた静かな文体で語られるのが、この物語の世界観とよく調和している。(Posted byブクログ)
タイトルやイラストからホラーを連想するとちょっと拍子抜けする。どちらかというと人間ドラマ。全てを斜から見るような清明とそれに振り回される博雅の名コンビがここから出てくる。(Posted byブクログ)
中国担当者オススメ
太公望
宮城谷昌光
太公望は色々な本に登場するが、いつも「文王が釣りをしている太公望を召し抱えた」ところから始まる。この本は、釣りをするまでがメインであった。いや~面白い!(Posted byブクログ)
この時代の背景というのが、紀元前1000年ぐらいのお話ですが、こんな頃には国家というものがすでに存在し、戦争や建築など行っているのが驚きですね。ちなみに日本は、縄文時代の頃です。(Posted byブクログ)
青春担当者オススメ
The MANZAI
あさのあつこ
「付き合ってください。」いきなりの展開にびっくり。秋元が歩に告げたとききっと歩だってびっくりだ。秋元と歩とその他の周りの人たちのお話。ロミオとジュリエットで漫才だ。(Posted byブクログ)
出てくる登場人物のキャラが皆イイ。ウチは秋本みたいな奴になりたいと思ったなぁ。この本に出てくる登場人物達が周りにいてくれたら本当に学生生活が楽しく思えるんだろうと思った。(Posted byブクログ)
文学担当者オススメ
不信のとき
有吉佐和子
「男の浮気に対する女の非常な復讐を描いた問題作」女ってこえぇ~、と思わず言ってしまう。状況も年齢も異なる2人の浮気男と、それにかかわる4人の女性が描かれている。(Posted byブクログ)
昔の話だから女の人に感情移入はできないかと思ったんだけど、浮気されても泣きすがるわけではなく、「私は一人でも生きられるがお前はどうなのか」と夫に問いただす女性二人がかっこいい。44年前の話だけど、いまでも十分に通じる話。(Posted byブクログ)