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わたしを庇わないで
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 集英社 |
| 発売年月日 | 2026/06/05 |
| JAN | 9784087700572 |
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わたしを庇わないで
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商品レビュー
3.8
81件のお客様レビュー
正直文章の読みやすさからいうと読みにくい部分もあったが、題材としての①ショーワの女性差別的目線もつ上司たち②写真や鏡など自分の姿をみるのが苦手コンプレックスをもつ私③デブな私を庇うようで間接的にデブと見下していたりする人たち というのは心の奥底で思っているがいえない言いたいことを...
正直文章の読みやすさからいうと読みにくい部分もあったが、題材としての①ショーワの女性差別的目線もつ上司たち②写真や鏡など自分の姿をみるのが苦手コンプレックスをもつ私③デブな私を庇うようで間接的にデブと見下していたりする人たち というのは心の奥底で思っているがいえない言いたいことを代弁しているようだった。 私も男性社会で働いているので①は共感できたし、 写真、鏡は最低限でいいと思い卒アルも捨てたい派なので②も共感でき、容姿差別と言い張る人ほど当事者を傷つけていないかと疑問に思うこともあったので③も共感できるような内容であった。 題名は③のことだと思うが、庇えば庇うほど皮肉に聞こえ、具体性がでてこないという発言に気をつけようと思った。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「世紀の善人」 これではない石田夏穂の小説で、「職場の人の顔なんか1日にせいぜい2.3回しか見ない」って書いてあって、それから毎朝、化粧しながら思い出す。言われてみたら職場の人の顔って、ぜーんぜん見ないんだよな。なのに何頑張っちゃってんだ私、と。だからこそ、この、見てしまうととてつもなく気持ち悪いっていうの、ゾッとするほど分かってしまった。また明日か職場で人の顔見る度におもいだす。 徹底して無視する→徹底して観察する→そしてそこに完璧に当てはめ死亡させる なんかもう言うことないくらい完璧な構成でした。 「小人二十面相」 どこかの文芸誌のインタビューかエッセイで「たまには子供目線で書いてみたかった」と言ってたの、これか!子供目線だけどやはりどこか「サラリーマン」を感じる。 鏡を見る度に自分の顔の印象が美少女↔オカチメンコと入れ替わるオモシロさありつつ、『黄金比の縁』の時同様、顔面を舞台にするあまり、ルッキズムすぎて読んでて苦しくなる部分もあり……。しかも、最後、自分が結局ブスに着地してしまうのが個人的にはモヤってしまう。どちらかと言うと逆の方が読み心地いいのにな〜 そして、「世紀の善人」しかり、これしかり、構造が完璧すぎて、小説すぎて、飽きてくる節もある。 これがこうなって、こうなって、こうなっちゃって、こう、みたいな、起承転結が明確すぎて、登場人物らに降りかかるパワハラや見えない圧と戦わずに、スカして決着をつけているように見えてしまう。 この1冊が野間文芸新人賞にノミネートされてるけど、これはちょっと笑いのウケ狙いすぎて審査員のウケは良くなさそう。 「私を庇わないで」 ⬆️ここまでウダウダ言ってきて、大変失礼しました。無事、デブによるデブ庇う者全員デブ宣言小説でやられました。 ここまでデブと言われることにマイナスの意味を感じず、もはや言われることに快感を感じ、言われないことにイライラする、究極なところまで行ってしまった人間の描きっぷりと、現在の「コンプライアンスの血が流れているダイバーシティでインクルージョンでサステナビリティでインテグリティでSDGsな自分らしさを命より大切にする全方向系」時代をバッサリ斬ってくださって、真にありがとうございました。としか言いようがない。 しかも、ちゃんと、狂ってるのは自分だけで、最後「酷いことを言ってしまった」、と、他の人はちゃんとデブと言われたら傷つくんだというところに着地していて、なんかまじであっぱれでした。
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1作目の、世紀の善人、は最初ちょっと躓いたが、読み始めると面白い 3作目の、わたしを庇わないで、はぽっちゃりの自分には親しみがあったし、そうそう!そうなんだよ!と思う摂理が書いてあった
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