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日本人のための台湾学入門 平凡社新書1083
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 平凡社 |
| 発売年月日 | 2025/06/17 |
| JAN | 9784582860832 |

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日本人のための台湾学入門
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商品レビュー
4.2
9件のお客様レビュー
『南洋標本館』からの流れで、日本統治下の台湾について知りたいと思って。 得たい知識を直球で得ることができるって、本ってすばらしい。 はじめに、でもあるように、台湾らしさとは何か、文化とかオリジナリティとか、全くイメージができないなと思っていた。知人には台湾好きが多く、繰り返し旅...
『南洋標本館』からの流れで、日本統治下の台湾について知りたいと思って。 得たい知識を直球で得ることができるって、本ってすばらしい。 はじめに、でもあるように、台湾らしさとは何か、文化とかオリジナリティとか、全くイメージができないなと思っていた。知人には台湾好きが多く、繰り返し旅行に行く人も多いけど、飲茶が美味しいらしいくらいしか知らなかった。 様々な国に入れ替わり立ち代り支配されて、それらが混じり合ってきたのだな。 そもそも、私自身全く歴史の勉強ができていないと痛感。こういう歴史で、なぜ親日でいてくれているのか。旅行したら罵られても仕方ないような。 せっかく興味を持てたので、もう少し深掘りできるといいな。
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「台湾人」の複雑さは理解していたつもりだったが、それは中国と台湾の関係という複雑さのほんの一部にだけ目を向けたものであったことを痛感した。 自分達日本人も当事者として台湾人との関係を考えなくてはいけないと思えた 今度文字通り「観光客」として台湾を訪れることがきっかけで手に取っ...
「台湾人」の複雑さは理解していたつもりだったが、それは中国と台湾の関係という複雑さのほんの一部にだけ目を向けたものであったことを痛感した。 自分達日本人も当事者として台湾人との関係を考えなくてはいけないと思えた 今度文字通り「観光客」として台湾を訪れることがきっかけで手に取った一冊だったが、事前に読むことができて良かったと思えた
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「親日的」、IT先進国、観光、東アジアの軍事的緊張などの文脈で語られることが多い台湾について、台湾在住の日本人研究者として、歴史、言語、文化などの観点から「台湾らしさ」とは何か、日本人としてどう向き合っていくか、を考察した本。身近だと思っている台湾について、意外に理解していなかっ...
「親日的」、IT先進国、観光、東アジアの軍事的緊張などの文脈で語られることが多い台湾について、台湾在住の日本人研究者として、歴史、言語、文化などの観点から「台湾らしさ」とは何か、日本人としてどう向き合っていくか、を考察した本。身近だと思っている台湾について、意外に理解していなかったことを気づかせてくれる本だと思います。 まず、「台湾史」という概念自体が新しい概念であること、という意外性に驚かされます。説明を読めばなるほどと思いますが、1987年の戒厳令解除までは「中華民国史」という大陸の漢民族の歴史が教えられてきました。台湾には原住民(16部族。本書でも説明されますが、台湾では差別的意味合いはありません)、漢民族(本省人、客家人、外省人)が住んでおり、原住民はオーストロネシア語族です。漢民族の移住は16世紀後半からであり、清、大日本帝国、大陸から逃れてきた中華民国と支配者が続きます。著者は民主化以降、台湾の「台湾化」が始まったと記しています。 台湾の言語について、単純に発音の違いはあっても中国語なのではないか、と思っていましたが、著者によれば、本来、台湾語(本省人)、中国語(外省人)、客家語(客家人)、原住民諸語(原住民)とエスニシティで分かれているようです。台湾は100年近く外来者による支配により他者の言語を押し付けられてきた歴史があり、言語についても政治性を帯びてしまうということです。「台湾語」を始めとする本土語は「台湾らしさ」を象徴するものであり、公の場で何語を話すのか、ということ自体が意味を持つという状況については全く認識していませんでした。 こうした歴史や言語の状況を踏まえ、後半では「台湾らしさ」を考察します。日本人や中国人といった他者との対比から形成されてきたものから、他者の文化的影響も包摂したあり方が「台湾らしさ」なのではないか、というのが著者の主張するところではないかと感じました。 【目次】 はじめに 第一章 台湾へのまなざし 第二章 台湾のはじまり 第三章 その言葉はだれのものか──言語をめぐるカルチュラル・ポリティクス 第四章 「台湾らしさ」とはなにか──抵抗の諸相 第五章 「台湾らしさ」とはなにか──包摂の諸相 終章 「家族」としての台湾 あとがき
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