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関係人口 都市と地方を同時並行で生きる 光文社新書1350
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 光文社 |
| 発売年月日 | 2025/03/19 |
| JAN | 9784334105853 |

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商品レビュー
4.4
5件のお客様レビュー
著者が広めた言葉でもある「関係人口」を切り口に、東北、能登の震災復興での経験も通じて、二地域居住という解決策を展開。 現場経験を通した理想論や熱意で終わるのではなく、税制の問題のようなシビアな部分にも切り込んでおり、全体を通して非常に説得力があり、共感できた。 地方在住者として...
著者が広めた言葉でもある「関係人口」を切り口に、東北、能登の震災復興での経験も通じて、二地域居住という解決策を展開。 現場経験を通した理想論や熱意で終わるのではなく、税制の問題のようなシビアな部分にも切り込んでおり、全体を通して非常に説得力があり、共感できた。 地方在住者としては二地域居住については他の論者の意見や見解についても掘り下げてみたいと思えた。
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関係人口という概念は以前より知っていた。だが具体的にどのような取り組みがあるのか分からずにいたため本書を購入するに至った。 地方を活かすにも人と人の内面的で自発的な動きが大切であることはもちろんであるが、地方を「小さい東京」にしようとした瞬間に、人は帰る場所を失う(ホームレス...
関係人口という概念は以前より知っていた。だが具体的にどのような取り組みがあるのか分からずにいたため本書を購入するに至った。 地方を活かすにも人と人の内面的で自発的な動きが大切であることはもちろんであるが、地方を「小さい東京」にしようとした瞬間に、人は帰る場所を失う(ホームレス)になるといった指摘にドキッとさせられた。地方の活性化とは単純に経済力の強化に他ならないと考えていたためだ。 本書には他にも著者の様々な経験に基づく新鮮な指摘が多く、驚かされることが多い。一方で、やや著名人の太いパイプを持つ自分、という記述も多く少し辟易としてしまった。 とはいえ、それらを吹き飛ばすほどの情熱溢れる書であることは間違いなく、地方活性化にヒントを得たい時は、改めて読み返したいと思う一冊である。
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☆☆☆2025年6月☆☆☆ いつだったかは忘れたが『都市と地方をかきまぜる』という本をかつて読んで感銘を受けた。その本の著者である高橋氏の最新作。都市か地方か、という二者択一ではなく、「関係人口」という新たな概念を筆者は提唱する。 「移住」というとハードルが高いが、継続してある...
☆☆☆2025年6月☆☆☆ いつだったかは忘れたが『都市と地方をかきまぜる』という本をかつて読んで感銘を受けた。その本の著者である高橋氏の最新作。都市か地方か、という二者択一ではなく、「関係人口」という新たな概念を筆者は提唱する。 「移住」というとハードルが高いが、継続してある地域と関係を持ち続けるというのであれば、納税や投票といった課題を抱えつつも、現代の都市と地方のもつ問題を解決する糸口がつかめるのでは?という話。 そいいう意味では、僕はゆかりのある和歌山や鳥取を第二の居住地として登録したい。拠点は東京に置きつつも、和歌山や鳥取のためにできる事はしたいと思う。 養老猛司氏は以前から「参勤交代」を提唱している。その考えに近いのかな? 「関係人口」という考えには非常に共感するが、問題はお金と時間。 そこを人々がどう捻出するのか。自主性に任せていては何も動かない。 コロナの時にテレワークが進んだように、何らかの強制力がないと難しいのかもしれない。
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