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〈染織の都〉京都の挑戦 革新と伝統 歴史文化ライブラリー615
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 吉川弘文館 |
| 発売年月日 | 2025/01/29 |
| JAN | 9784642306157 |

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〈染織の都〉京都の挑戦
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奈良時代から昭和20年代までの京都で、織物である西陣織、染物である友禅染、その下地となる丹後ちりめんの歴史を概観する。記載は近代が中心。 個人的には博覧会関係と織物がまず面白い。平安遷都1100年の記念行事として岡崎公園で第四回内国勧業博覧会が開催される。京都の美術織物は評価され...
奈良時代から昭和20年代までの京都で、織物である西陣織、染物である友禅染、その下地となる丹後ちりめんの歴史を概観する。記載は近代が中心。 個人的には博覧会関係と織物がまず面白い。平安遷都1100年の記念行事として岡崎公園で第四回内国勧業博覧会が開催される。京都の美術織物は評価されるものの、意匠に課題があり、新たな図案を求められている。 また大正天皇の即位から「大典記念京都博覧会」、昭和天皇の即位から「大礼記念京都博覧会」があり、織物業界の盛況や受賞があった。さらには昭和六年に当時「京の四大祭」の一つとされた「染色祭」もあり、京都は織物とともに歩んできたとも言える。織物は技術・美術・デザイン・意匠など各分野で新しい物・人を取り入れながら、染織の都、京都が形作られてきたことがわかる一冊。 染織関係の人物も紹介されているので、何かの際に読み返したい。ただ索引はないので、目次を見ていくこととなるかも。
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1. 明治前期の革新 - 友禅染の革新 明治10年前後から、友禅染において京都画家たちが図案を描き始め、型友禅技法が誕生。 - 西陣織の変化 西陣織は輸入された化学染料や機械の導入により混乱が生じる一方で、丹後ちりめんは増産が期待される現象が発生。 - 業者間の制...
1. 明治前期の革新 - 友禅染の革新 明治10年前後から、友禅染において京都画家たちが図案を描き始め、型友禅技法が誕生。 - 西陣織の変化 西陣織は輸入された化学染料や機械の導入により混乱が生じる一方で、丹後ちりめんは増産が期待される現象が発生。 - 業者間の制約の緩和 同業者間の制約がなくなり、粗製濫造問題が顕在化。京都府と商務省は同業組合準則の発令に向けて取り組む。 2. 明治20年代の技術とデザインの挑戦 - 近代化と伝統の葛藤 明治20年代は京都の染織業者にとって、近代化と伝統の問題に苦悩した時期。 - 明治宮殿の室内織物への挑戦 明治宮殿への室内織物の挑戦が大きな転機となり、京都初の近代エ楊が誕生。 - 内国勧業博覧会への出品 明治23年の内国勧業博覧会では、西陣織が評価される一方で、洋服地では他地域に比べて流行に敏感さが欠けるとの評価を受ける。 3. 明治後半の国産化への取り組み - 国産化の始まり 明治30年代以降、機械を用いた国産化への取り組みが始まる。機械化や海外輸出が評価されるようになる。 - デザインの研究開発 京都市長や有力者たちが京都高等工芸学校を誘致し、デザインの研究開発と人材育成が進められた。 4. 昭和初期の染織祭の創設 - 観光振興策としての染織祭 昭和5年、京都市が全国初の観光課を設置し、染織祭が創設され、観光振興と経済効果を目指す。 - 時代風俗行列の再現 古瑣時代から江戸時代までの日本女性の衣装を再現した時代風俗行列が行われ、京都三大祭に加わる。 5. 戦時下の影響と技術の継承 - 戦時統制とその影響 昭和15年の七・七禁令により贅沢品の製造販売が制限されるが、企業や技術保持者が戦後にその技術を継承。 - 染織業の存続 一部の企業や技術保持者が残り、戦後の復興に向けて重要な役割を果たす。 6. 近代における染織の発展 - 明治宮殿室内装飾と技術革新 明治宮殿の内装において、伝統技術と西洋技術の融合が試みられ、京都の織物業者の技術が評価される。 - 新しい染物と織物の登場 型友禅技法の成功により、友禅染の製品が安価で量産されるようになる。
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