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近代日本の競馬 大衆娯楽への道 叢書パルマコン・ミクロス02
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 創元社 |
発売年月日 | 2022/06/16 |
JAN | 9784422701264 |
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近代日本の競馬
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商品レビュー
3
2件のお客様レビュー
競馬興行主と陸軍との駆け引きや宮内省と陸軍の利権をめぐるせめぎあいなど、賭博が本質であるがゆえに詳しく論じられることのなかったリアルな内情が書かれた本です。 戦後直後からどうなったのかも読みたかったです。
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競馬は軍馬の改良を目的として始められた、というのはよく言われることだが、この大雑把な認識の解像度を上げて、細かく深掘りしていくような内容。ちなみに本当の日本競馬の起源としては、軍馬の改良ではなく欧化制作の一環としての意味合いが強かったとのこと。競馬場で海外からの来賓を迎えていたそ...
競馬は軍馬の改良を目的として始められた、というのはよく言われることだが、この大雑把な認識の解像度を上げて、細かく深掘りしていくような内容。ちなみに本当の日本競馬の起源としては、軍馬の改良ではなく欧化制作の一環としての意味合いが強かったとのこと。競馬場で海外からの来賓を迎えていたそう。鹿鳴館とおなじ理由である。 その他にも公営ギャンブルとしての競馬を世の中に位置付けていく過程も丁寧に追われている。言うまでもなく競馬は金がかかる。競馬場はとてつもなく大きいし、馬を育てるのも運営するのも金がかかる。そのリソースを獲得するには国が市民に賭博としての競馬をさせるしかないのだが、いかにしてその正統性を担保させるに至ったか、もよくわかる。 よく調べたなぁ、と感心はする。しかし、いかんせん固有名詞が多く、読み進めていくにも頭に入ってきにくいところがある。 ただ、資料的な意味ではまとまっていると思うので、その点は良い。
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