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まつらひ 文春文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2022/02/08 |
JAN | 9784167918255 |
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商品レビュー
3.3
9件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
いつもより性的描写控えめ。もうええわと思っていたけれど、わたしはあれが読みたかったらしい。 祭りに関わる話、地元がそこまで地方ではないからあんまりピンと来ないけれど、その地域の人々にとっては重たさが違うのだろうな。 "ANNIVERSARY"は、わたしもすきな歌。歌と、タイムリープと、祭りと、うまく噛み合ってない感じはしたけれど、恒川光太郎さんみを感じて雰囲気はすきだったな。"柔らかな迷路"にも北原白秋が出てきたし。笑 約束の神も、ケンちゃんを崇拝する感じの語り口とても良かった。 全ての話において割とそれ自体は面白いのだけど祭り絡む必要あるんかなという感じはした。 愛情は、持続などしない。みんな都合が悪くなると簡単に掌を返すのだ。穂村の娘がつくづくうらやましかった。自分には愛される価値があるのだということを、彼女ははなから疑ったことさえもないだろう。
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祭と性愛が6つの舞台で響き合う、禁断の作品集。 レタス農家に嫁ぎ、平凡ではあるけど幸せな日々を過ごす舞桜子は、毎年夏祭りの時期になると艶夢を見る。まさかこんな理由だったとはという「夜明け前」。 村山作品にしては軽い感じでハッピーエンドの「柔らかな迷路」。 この2作品が好みでした。
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いろんな祭りをキーワードにそれぞれ独立した短編が6作品掲載されていた。村山由佳さんの作品の割には読後感としてあまり印象に残らなかった。
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