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空と宇宙の食事の歴史物語 気球、旅客機からスペースシャトルまで
定価 ¥2,200
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 原書房 |
発売年月日 | 2022/02/01 |
JAN | 9784562059829 |
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空と宇宙の食事の歴史物語
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空の長旅や宇宙で生活するには、欠かせないのが食事だ。空と宇宙で提供されてきた食事から見る歴史。 謝辞で、空の上で出されていた食事の長い歴史について、あまり顧みられていなかったと述べている。 資料探しに苦労したようだ。航空会社自体が破たんして資料そのものがなかった...
空の長旅や宇宙で生活するには、欠かせないのが食事だ。空と宇宙で提供されてきた食事から見る歴史。 謝辞で、空の上で出されていた食事の長い歴史について、あまり顧みられていなかったと述べている。 資料探しに苦労したようだ。航空会社自体が破たんして資料そのものがなかったり、会社にアーカイブがない、そして中には、サービスの低下を記録されることを嫌ったところもあったようだ。 それでも1冊の本になったのは、各航空会社の退職者の方々や、メニューを集めている収集家や、保管している博物館の協力があった。 気球が飛んでいた時代はどうだったのか。1783年12月1日の朝、パリのチュイルリー宮殿の庭から水素気球が上空に上がっていった。 そのときにシャンパンを開けてグラスに注いで飲んだ。これが世界初の空中で口にされた飲み物となった。 ドイツならビールになったかもしれないなあ。 宇宙食はどうなっているかと思ったら、多種多様な食べ物を口にしていた。中には、問題に発展しそうなこともあった。 2006年12月の国際宇宙ステーション(ISS)のミッションに参加する予定だった宇宙飛行士に、スウェーデンのクリスター・フグレサングがいた。 その際に、トナカイのジャーキーを持っていこうとしたが、アメリカ人たちからやめてくれと頼まれた。その理由は、クリスマスシーズンが近く、トナカイを食べるとアメリカの子どもたちをがっかりさせるからだ。 空と宇宙の食事、これからも提供され続けるだけに、どのようになっていくのか興味がある。
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図書館でふと目について借りた一冊。飛行船から飛行機を経てロケットに至るまでの「機内食」というテーマはなかなか面白かった。資料の少ない分野を著者ががんばってまとめたものの、雑学の域を出なかった感もある。訳者あとがきで列車・船に続くシリーズ三作めだったと知って驚いたので、残りも探して...
図書館でふと目について借りた一冊。飛行船から飛行機を経てロケットに至るまでの「機内食」というテーマはなかなか面白かった。資料の少ない分野を著者ががんばってまとめたものの、雑学の域を出なかった感もある。訳者あとがきで列車・船に続くシリーズ三作めだったと知って驚いたので、残りも探して読んでみたい。
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気球から飛行船、飛行機、宇宙船、スペースシャトルまで、 空や宇宙での食事についての歴史を辿る。レシピ付き。 全23章。資料:未解決の問題、レシピ集、註、参考文献有り。 18世紀の気球から現代のスペースシャトルまで、 空での、宇宙での食事・・・食材や調理の歴史を辿る物語。 世界で最...
気球から飛行船、飛行機、宇宙船、スペースシャトルまで、 空や宇宙での食事についての歴史を辿る。レシピ付き。 全23章。資料:未解決の問題、レシピ集、註、参考文献有り。 18世紀の気球から現代のスペースシャトルまで、 空での、宇宙での食事・・・食材や調理の歴史を辿る物語。 世界で最初に空で飲まれたのは、水素気球でのシャンパン。 ツェッペリンの飛行船での贅沢な食事では、寄港先の日本の 帝国ホテルの用意した料理も提供されていた。 初期の飛行機は水筒の水、軍事配給の食料や魔法瓶の紅茶など。 第一次大戦後に、旅客飛行サービスが本格的に開始され、 飛行輸送と加熱技術の発達により、ランチ・バスケットや チキンとサンドイッチ主体から温かい食事の提供へ。 それでも、地上での給油中にレストランでの食事があった時代。 第二次世界大戦中の軍用機での食事。 そして大戦後は、航空会社間での競争により、 飛行機は発展を遂げ、スピードの高速化、大量輸送の時代となる。 もちろん、機内サービスや機内食も進化してゆく。 初期からあった乱気流対策での食事環境の備品の改良、 戦後の高高度の飛行に伴う味覚の研究、 導入された缶詰や魔法瓶、冷凍食品、ギャレーや機器の進化。 ジャンボジェットやコンコルドの登場と豪華な飽食の提供。 しかし、航空会社間での競争や規制緩和の弊害、湾岸戦争、 ガソリンの高騰などでのコスト削減は、空の食事の低下と凋落を 進行させることになる。コロナ禍の現在ではどうなっているのか。 また、宗教的な理由やアレルギー等対応の特別食の歴史にも注目。 最後に宇宙での食事。 ガガーリンが食べたチューブ食から始まり、フリーズドライ、 キューブ食など、地上とは異なる環境での食事の開発と試作の連続。 宇宙カプセル内での食べ物のくずの問題と、何よりも 宇宙でも口に合う食べ物を・・・痩せて帰ることがなくなるように。 アポロ、ソユーズ、スペースシャトルと変遷する中で、 食事の種類は増え、美味しく、選択可能になり、 冷蔵庫や冷凍庫、加熱装置が船内にされるようになった。 でも、宇宙空間での調理はまだ難しい。 いつの日か、調理が可能になった頃には、普通に宇宙旅行が 出来る時代になっているのかな?と、夢想してしまった。
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