1,800円以上の注文で送料無料

女人禁制の人類学 相撲・穢れ・ジェンダー
  • 中古
  • 書籍
  • 書籍

女人禁制の人類学 相撲・穢れ・ジェンダー

鈴木正崇(著者)

追加する に追加する

女人禁制の人類学 相撲・穢れ・ジェンダー

定価 ¥2,750

2,255 定価より495円(18%)おトク

獲得ポイント20P

残り1点 ご注文はお早めに

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 法蔵館
発売年月日 2021/08/31
JAN 9784831856500

女人禁制の人類学

¥2,255

残り1点
ご注文はお早めに

カートに追加するカートにいれる

商品レビュー

4

1件のお客様レビュー

レビューを投稿

2022/01/16

古代の山岳信仰をベースとして日本古代の触穢思想と外来した仏教(とくに血盆経)が合わさってできたと考えられる女人結界・禁制の歴史・各地の実情を確認し、現代の解禁問題について考える。明治になって各地の結界が解かれた決め手が比叡山の例における外国人女性観光客の為ということが象徴するよう...

古代の山岳信仰をベースとして日本古代の触穢思想と外来した仏教(とくに血盆経)が合わさってできたと考えられる女人結界・禁制の歴史・各地の実情を確認し、現代の解禁問題について考える。明治になって各地の結界が解かれた決め手が比叡山の例における外国人女性観光客の為ということが象徴するように、近代の言説及び文化を資源化する経済的要請とそれに対抗するための信仰と習俗から練られた伝統が対決する様を概観できた。代表例として解禁直前まで行っていた大峰山が女性活動家らの性急な実力行使により破談となった件を見るに、これら近代以来の平等・人権という理論と同じぐらい地元の当事者の想いを考慮していくことが肝要であるとわかった。(大相撲の土俵女人禁制は完全に近代の「つくられた伝統」で、政治家の顕示欲と表彰式の形式が要らざる問題を招いている)

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品