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チンギス紀(十一) 黙示
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チンギス紀(十一) 黙示

北方謙三(著者)

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チンギス紀(十一) 黙示

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2021/07/15
JAN 9784087717631

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チンギス紀(十一)

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商品レビュー

3.5

20件のお客様レビュー

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2024/05/25

第十一巻。 満を持して金国に攻め入ったモンゴル軍。 着々と金国の各拠点の城砦を攻略していきます。 対する金国は25万という大軍で迎え撃つも、チンギスの長男ジョチ&四男トルイの遊軍の働きもあり、モンゴル軍に翻弄されて、挙句老総帥・定薛が討たれてしまう始末。 一方、モンゴル国の使者...

第十一巻。 満を持して金国に攻め入ったモンゴル軍。 着々と金国の各拠点の城砦を攻略していきます。 対する金国は25万という大軍で迎え撃つも、チンギスの長男ジョチ&四男トルイの遊軍の働きもあり、モンゴル軍に翻弄されて、挙句老総帥・定薛が討たれてしまう始末。 一方、モンゴル国の使者をしていたチンカイは、西方に大規模な拠点を築くように命じられますが・・。 モンゴル国VS金国の戦は、数的には金国が圧倒しているも、旧態依然とした軍組織&内政が腐りきっているということもあり、モンゴル軍が優勢です。 しかも金国はモンゴル国が侵攻している最中にも関わらず、クーデターが起きたりともうボロボロ・・。 とはいえ、このクーデターで老害がある程度一掃されたということもあり、軍才があるのに老害たちに疎んじられて、今まで前線に出てこなかった完顔遠理将軍がついに戦場に出てきたので、“ここからが本番”という感じです。 そして、金国がもたもたしている間にチンギスは海を見に行き、その足で梁山湖を訪れたりしておりまして、読者としては“吹毛剣を受け継いだチンギスが、梁山湖に!”と、胸アツになるはずのくだりだったのですが、チンギスのリアクションがイマイチ薄くて、そこはもうちょい感慨に浸ってほしかったな~と思った次第です。 (帯にも「チンギスついに梁山湖へ」って書いてあるのに~) 一方、ジャムカの遺児・マルガーシはホラズム・シャー国の皇子、ジャラールッディーンの軍の“武術師範”として、皇子に対しても容赦のないシゴキを課しています。 その様子は、若き日のジェルメがカサル&ベルグティに過酷な鍛錬をした時を彷彿とさせるものがあって、デジャヴ?と思った私です。 それにしても、幼少期はジャンダラン氏の御曹司として“箱入り息子”って感じだったマルガーシが、すっかり一人前の“猛者”となって、しかも斜に構えた感じのキャラになるなんて、人生わからないものですね。 このように、ジョチやマルガーシ等、徐々に二世達が物語のメインになっていくような流れを感じた巻でした。 そして、ボオルチュ(&チンギス)から無茶ぶりされたチンカイが築いている〈鎮海城〉の拠点づくりも活気があって、ここのターンは読んでいてワクワクします。 モンゴル国が今後どのように広がっていくのか、楽しみですね~。

Posted by ブクログ

2024/02/20

未明までかけて読了。金国への侵攻を続けるチンギスですが、どこでホラズムシャー国とかかわってくるのか、回る万華鏡で何を見ているのかストーリーがつながらない気がします。

Posted by ブクログ

2023/10/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

感想 チンギスが金国に留まっている。海というものを初めて見て、果てしない広がりを感じ、梁山泊を訪れた。なんだか海はこれから広げる果てしない版図を、梁山泊は自分の起源に触れて新たなスタートを表しているように感じた。 あらすじ チンギス軍は金国の真定府まで進軍。10万の兵力で布陣した。金国ではこれを討つべく老将軍の定薛を総帥として25万の兵力で迎え撃つも初戦を落とす。 一方、鎮海は西遼の近くに5万人が住める城塞の建設を依頼され、産業を起こし、俘虜を使って必死に街を建設していた。 金国側はモンゴル軍を碌に調べず兵の多さだけを頼りに見下しているところがあった。定薛は義勇兵を含め、50万を集めて、モンゴル軍に当たるも呆気なくチンギスに討ち取られる。 金国では新たな総帥がクーデターを起こし、すぐに討ち取られるなど混乱をきたしていた。

Posted by ブクログ