咎人の刻印 デッドマン・リターンズ 小学館文庫

蒼月海里(著者)

• 販売会社／発売会社: 小学館
• 発売年月日: 2021/04/06
• JAN: 9784094070019

商品レビュー

2024/05/07

耽美と、いい塩梅のSMと、鳥肌モノの甘ったるさ、の境目は何なのだろう。。。
主人公2人のやりとりに胃もたれしてしまった。。。
スパイスが足りないのか？

2024.5.7
73

2022/12/11

永久と刹那のお互いの半身を大切に想うからこそのやり取り
永久にとっては半身で自分は兄だからそれなりの事をしてあげなきゃって想いが大きかったんだね
刹那は永久が大切だけど自分は劣ってるからと思ってしまい､お互いのすれ違いが出来てしまったんだね〜
そこに永久に愛される神無がて出て来たら刹那は焦るよね
でも無事わかり合いが出来て良かった

2022/06/06

「弟殺しのカインと復活のアベル」
必要な素材は全て揃ってしまって。
本人の意思で行った事であるのなら干渉はしないほうがいいだろうが、誰にも話さずに決めてしまうような者なのか。
分かりやすく嫌悪を荒わにし出ていってしまったが、あの場所以外に帰る事のできる所が彼にはあるのだろうか。

「切り裂きジャックとカインの欠片」
探しても見つからない彼らの存在。
深く深く眠っていて何も知らず目を覚ましたのであれば、何故あそこまで彼のことを突き放したのか疑問が浮かぶな。
入れ替わってしまい強制的に表に出されたのであれば、まずは自分の半身である表にいた者に話を聞くべきでは。

「切り裂きジャックとアベルの決闘」
開放されし者と眠りにつく者たち。
自分のことを忘れないで居て欲しいと思う気持ちは分からなくないが、大切な人が苦しんでまで居てほしくはないな。
一つの身体に二人の精神がいるからこそ出来た芸当なのだろうが、使い方をマスターすればかなり強力なのでは。

「清姫の暴走」
自分なりにできる償い方で生きる。
背負ったものが大きければ大きいほど長引く事なのだろうが、それは自身が向き合わねばならないことなのかもな。
実際に咎人に刑を執行する事になったとしたら、執行する側に求められるのは簡単には折れない強靭な心だろう。

「カインの愛情」
生きていくために必要な工程には。
理解してくれる相方がいるからこそ彼の飢えは凌がれているのだろうが、誰もいなければ永遠と繰り返されるのでは。
人ならざる行為をしてしまっていたら、その力をどれだけ抑えていようと使っていることに変わりはないからな。