結婚に愛は必要ですか？ 軍人婿は領主令嬢と二度初夜を迎える ガブリエラブックス

東万里央(著者), すずくらはる(イラスト)

• 販売会社／発売会社: 三交社
• 発売年月日: 2020/12/28
• JAN: 9784815540371

商品レビュー

2023/09/23

月並みな展開かと思いきや、後半怒涛の展開だった。ロマンチックというよりは大胆な…って感じですが、面白かったです。

2021/07/27

結婚に愛なんて必要ないと考えているレイラ。ドライな考えだな。と思ったけれど、そう考えなければ暮らしていけなかったのかも。と思うと悲しくなる。そんなレイラが結婚する前からアプローチしまくってくるヒューに出会えたのは本当に良かった。戸惑うことも多いだろうけど、楽しそうにも見えるし。
お互いに想い合うようになってからの生活をもっと見たかったけれど、ヒューが困った状態になったときのマリーを見られたのは良かったかも。今後、お互いを支え合って生きていけると思えたから。

2021/02/28

てっきり初夜の時にお嫁さんの方は気持ちはなかったけど、結婚後にゆっくり愛を育んで、気持ちの上でちゃんと結ばれてから改めて初夜を仕切り直す話だと思っていたら、全然違っていた件。
恋愛には非常に淡白なお嫁さんを溺愛系の旦那さんが「時間をかけて」絆すのではなく、お嫁さんの陥落は存外早くあっけなくもあった。
え、もう愛が分かったのかとびっくりするほど。

そこからの展開はまさにTL界における『はいからさんが通る』だった。
ヒーロー不在の期間が長い長い。
その間に恐ろしいほど早く時間は進み、子どもまで生まれるし（しかも言葉をしゃべれるほど育つ）他キャラから迫られることにもなる。
早い早い。

何でこんなに展開を急ぐのだろうと思っていたら、「二度初夜を迎える」展開のためのもの。
後半の展開は粗筋からは全く想像できなかった話だったので、非常に驚いた。
そしてようやく「二度初夜を迎える」という意味が分かると言う。
文字通り本当に同じ相手と二度初夜を迎えることになろうとは。

多分タイトルと粗筋だけでは、この後半の展開は全く予想できないと思う。
途中からはなまじ本気で「二度目の初夜の相手は別の軍人さんでは？」と思うほど。
その点はちゃんと相手は同じ人ではあります。
色々状況が違うけれど。
いい意味でこちらの予想を裏切ってくれた話だった。
こういう系の話だったか……油断していたから、本当にびっくりした。