昼スナックママが教える45歳からの「やりたくないこと」をやめる勇気

木下紫乃(著者)

• 販売会社／発売会社: 日経BP
• 発売年月日: 2020/11/21
• JAN: 9784296108336

商品レビュー

2024/10/20

2024.10.20

インスタグラムでたまたま見つけて、図書館にもたまたまあって、借りてみた本。
とても良かった。すらすら読めるし、ストンと自分の中に落ちた感じ。

今月で40歳になるので、自分のやりたいことやりたくないこと、苦手なこと得意なこと、今の職場に対する気力や体力の限界などが見えてきてここ1年くらいずっと仕事や職場に対してモヤモヤしていました。
このままこの職場で一生終えるのかな、でも特別やりたいこともないし、でもこのままで良いとは思っていない。
年齢も上がってきて、昇格した途端に挫折して降格。自分では良い選択だったと思っているけど、でも周りは昇格してもバリバリ難なくやってるように見える…。自信もなくなり、職場の居心地も悪く、辞めたいのか辞めたくないのか何とも言えないどっちつかずな気持ちを抱えながら仕事をしています。

そんな私のいまの気持ちを優しく、でも笑い飛ばすような紫乃ママの金言がいちいち刺さりました。
40歳からは自分の強みを生かしながら役に立てる場が欲しいなあとぼんやり思ってはいますが、その場とはなんなのかこれから探り探りやっていこうと思います。
まず思いつくこれからやりたいことは
・素人ですが、家づくり経験者としてインテリアや収納関連のアドバイスや悩みを聞く場を作りたい。
・読書が好きなので交流会に参加してみたい
・キッチンカーでイベントにゆるく参加してみたい
の3つかなとなんとなく思っています。
お金にならなくてもライフワーク、ライクワークの場をそろそろ持ちたい。

そして、50歳すぎたら提供する場を作ってみる。どんなに何もないと思ってる人でもその何もなさでどうやって生きてきたか語れるものがある…というところで目から鱗が落ちたような気持ちになりました。まずは職場の悩める後輩の悩みを優しく聞ける先輩ママでありたいなと思います。（相談してくれないかもしれませんが…）

とりあえずは今の職場で惰性でも3.4年やってみて、45歳くらいになったらまたどうしたいのか考えてみよう。そしたらまたなんとなく道が見えてくるかもしれない。

2024/08/24

自分のキャリアを振り返るためにも、キャリコンとして相談者への関わり方を学ぶ参考書としても、何度も読み返し、その時々の気づきを楽しみたい一冊です。

ちょうど相談者の世代なので、まず当事者として様々なケースのあちこちに感情移入しながら読み、私の心の中のモヤモヤも言語化するとこういうことだ！と多々納得しました。そして次に、キャリアコンサルタント目線に変えて再読。スナックのトークとはいえ、キャリコン経験がまだ浅い私には、相談者との関わり方や話の展開の仕方など参考になることが多い事例集でもありました。活用度の高い本です。

2024/07/28

・捨てたらするっと手に入ることもある
・自分が機嫌よく人生をおくることを脅かしている、生理的に嫌なことはなんだろうと考えてみる
・やりたくないことをやめる勇気が必要
・会社を変えるほどのパッションがないなら、その怒りは捨てた方がいい
・お金よりも経験や人とのつながりの方がよっぽど資産として価値がある
・なぜ私だけ…とか不満を抱えこんで、勝手に被害妄想に陥って消耗してしまうのは、機嫌よく仕事をするために1番よくない
・本業、興味、趣味。お金になる順。の3つの居場所をつくる