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ミッドナイトスワン 文春文庫
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ミッドナイトスワン 文春文庫

内田英治(著者)

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ミッドナイトスワン 文春文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2020/07/08
JAN 9784167915230

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ミッドナイトスワン

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商品レビュー

4.2

91件のお客様レビュー

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2024/11/16

※ トランスジェンダー、歪んだ家族関係、 経済的貧困、偏見と差別に苦悩し、 受け入れられることはないと諦めながらも、 それでもあるがままの自分で生きたいと願い、 抗って生きる人たち。 結末に胸が締め付けられて、同時に希望を 持ちたいと願わずにはいられない。 ーーーーー 理解を...

※ トランスジェンダー、歪んだ家族関係、 経済的貧困、偏見と差別に苦悩し、 受け入れられることはないと諦めながらも、 それでもあるがままの自分で生きたいと願い、 抗って生きる人たち。 結末に胸が締め付けられて、同時に希望を 持ちたいと願わずにはいられない。 ーーーーー 理解を示さない親と距離をとり、田舎から 離れて新宿で自認する性別になるために ひとりで生きるトランスジェンダーの凪沙。 育児放棄を受けて育ち、全てに心を閉ざして 無表情になった一果。 通報を受けて保護された一果は、親戚の 話し合いで凪沙に預けられる。 最初、凪沙は面倒ごとに巻き込まれたと 不満に感じて一果と関わりを持とうとせず、 一果も周りに興味もたずひとりの殻に閉じ こもっていた。 でも一果がバレエに出会ったことがきっかけで、 互いに壁を作って関わり合おうとしなかった 二人の間に少しずつ変化が起こる。 期間限定だった二人の生活を、いつしか ずっと続けば良いと感じ始めた頃に 二人を引き裂く出来事が起こる。 些細なきっかけで堕ちていく人がいる一方で、 小さな関わりから生きる道しるべを見つける 人がいる。 不安な日々に揺らぐ一人ひとりの姿が 鮮明に記憶に刻まれる物語。

Posted by ブクログ

2024/10/19

かなさんの本棚から選びましたm(_ _)m 今日は夏か!!ってほど暑かったので、午後からはベッドでゴロゴロ怠けて読書してました。 草薙剛くんと、内田英治監督がタッグを組んだ映画を、内田監督が小説化。 慣れるまで文章にはほんの少し違和感がありましたけど、物語がしっかりしている...

かなさんの本棚から選びましたm(_ _)m 今日は夏か!!ってほど暑かったので、午後からはベッドでゴロゴロ怠けて読書してました。 草薙剛くんと、内田英治監督がタッグを組んだ映画を、内田監督が小説化。 慣れるまで文章にはほんの少し違和感がありましたけど、物語がしっかりしているからか、途中からスイスイ物語へ入っていけました。 ------------- 広島出身、トランスジェンダーの凪沙は新宿にあるニューハーフショークラブで働いていた。 広島の親戚に、育児放棄されている娘がいる為、預かって欲しいと母親から連絡があった。 その娘、一果は母親から愛情を受けず、虐待されていた為、ほとんど口を閉ざしていた。 何の希望も抱いていなかった一果だが、幼い頃習ったバレエに深い興味を覚えていた。 凪沙と一果、お互い無関心で始まった生活だったが、一緒に暮らしていくうちに、これまで抱いたことのない感情がお互いに芽生えてきた。 ----------- 滅茶苦茶評価の高い本で、期待感もりもり。 ニューハーフの人って、何であんなに安心感あるんだろう? 勝手にすっごい信用してしまう私がいます。 東京に住むのだったら、ニューハーフの人と同居したいなぁ。何だかとっても安全な気がします(*´꒳`*) 一果と凪沙がどうか幸せになりますように!! と思いながら最後まで読みました♪ 映像で観たら、ひょっとしたら切なすぎて泣けるかもなぁ。。 。 素敵な物語でしたが、悲しかったー。゚(゚´ω`゚)゚。

Posted by ブクログ

2024/10/03

 こちらの作品は映画を観てからの読書になりました。映画は娘が帰省した時に、娘のリクエストで一緒に観たんです。映画の方も面白かったけれど、映画ではなかったことも描かれていました。  新宿で働くトランスジェンダーの凪沙、ネグレクトを受けてきた一果…凪沙はお金を貯めて性転換手術を受け...

 こちらの作品は映画を観てからの読書になりました。映画は娘が帰省した時に、娘のリクエストで一緒に観たんです。映画の方も面白かったけれど、映画ではなかったことも描かれていました。  新宿で働くトランスジェンダーの凪沙、ネグレクトを受けてきた一果…凪沙はお金を貯めて性転換手術を受けるという目標があり、一果にはバレエをしたいという願いがあった。生きにくさをお互い抱えているふたりは、一緒に生活することでお互いの気持ちに寄り添えるようになっていく…。特に凪沙は、一果の母になりたいと思うようになっていくのだが…そこには大きな壁が立ちはだかる…。  男性だけれど心は女性…そんな気持ちが痛いほど伝わってくる作品でした。全ては一果のために…切ないなぁ~誰もが一生懸命生きている…凪沙も一果も不器用で危なっかしくて、読んでいてドキドキしました。読む前に映画を観ていたので、なんかその場面のシーンが自然と思い浮かべられました。特にラストの海辺のシーン!!よかったですよ!

Posted by ブクログ

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