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陸軍97式戦闘機 世界の傑作機No.29
定価 ¥832
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文林堂 |
発売年月日 | 1991/05/01 |
JAN | 9784893190260 |
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陸軍97式戦闘機
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陸軍97式戦闘機
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97戦の開発に関する記事は三菱びいきが過ぎる気がする。96艦戦の独創性は否定しようがないが、97戦も形状、構造ともにオリジナリティは高く、胴体の分割構造はむしろ零戦に採用されたほど。 会社が違えど設計者は東大の同期や先輩後輩などといった時代なので、技術に関するやりとりはわりとお...
97戦の開発に関する記事は三菱びいきが過ぎる気がする。96艦戦の独創性は否定しようがないが、97戦も形状、構造ともにオリジナリティは高く、胴体の分割構造はむしろ零戦に採用されたほど。 会社が違えど設計者は東大の同期や先輩後輩などといった時代なので、技術に関するやりとりはわりとおおらかだったらしく、佐貫亦男博士の記述で「捩じり下げ」はそうした技術者同士の交流の中で三菱から中島に伝わったという話があった(捩じり下げの発案はユンカース)。 糸川英夫博士のビデオを見たことがあるが、隼はみんなぶつくさ言って設計していた、97戦の設計は楽しかったとのことなので、97戦の設計ももっと評価されていい。 ただ、陸軍の戦闘機マフィアが軽戦至上主義にはまって隼はじめ戦闘機の開発に悪影響を及ぼした話は至極もっとも。ノモンハンの教訓がまったく活かされなかったことは日本陸軍の闇の一面。 佐貫亦男博士といえば日本楽器(現ヤマハ)で97戦のプロペラを設計し、会社に莫大な利益をもたらしたとのこと。97戦は今はないが気象庁の観測器のプロペラならまだ使われているかもしれない。
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