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ひとり暮らしの戦後史 戦中世代の婦人たち 岩波新書青版924
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 1975/03/20 |
JAN | 9784004110958 |
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ひとり暮らしの戦後史
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ひとり暮らしの戦後史
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商品レビュー
4
10件のお客様レビュー
出版社(岩波書店)ページ https://www.iwanami.co.jp/book/b267099.html 内容・目次・「はじめに」抜粋・「試し読み」
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ポリタスで富永先生が紹介されていて読んだ。 フィールドリサーチに基づいて書かれていてかなり読みがいがあって世の中への具体的な提言・メッセージもあって骨太な内容だった。 戦後未亡人でもない女性の一人暮らし (それも戦争の影響でそうせざるをえなかったと言う状況)は社会に見過ごされて...
ポリタスで富永先生が紹介されていて読んだ。 フィールドリサーチに基づいて書かれていてかなり読みがいがあって世の中への具体的な提言・メッセージもあって骨太な内容だった。 戦後未亡人でもない女性の一人暮らし (それも戦争の影響でそうせざるをえなかったと言う状況)は社会に見過ごされてきて、結果高齢になり貧しい生活をせざるを得なかったり老後に不安をかかえながら最低限の中で暮らしているという話なのだが。。。 まさに社会保障負担増で資産のない高齢者が今後どう生活していくか?が重要テーマになっている2022年のいま、高齢女性の貧困が深刻だという話をきいて本作のことが頭に浮かんだ。。。 税制・年金は今後の日本で本当に本当にクリティカルなテーマ。今こそこの本みんなに読んでほしい。。。。
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読み終えて言葉が出なかった。 戦争によって旦那や未来の旦那を奪われ、未亡人や独身となった女性たちの暮しについての話。 データをふんだんに使用し、主観だけでなく客観的に解説、問題提起される。データを見れば見るほど、辛く居た堪れない気持ちになる…。 本書が出た1975年当時、女性の...
読み終えて言葉が出なかった。 戦争によって旦那や未来の旦那を奪われ、未亡人や独身となった女性たちの暮しについての話。 データをふんだんに使用し、主観だけでなく客観的に解説、問題提起される。データを見れば見るほど、辛く居た堪れない気持ちになる…。 本書が出た1975年当時、女性の収入は男性の約半分だった。女性の結婚が当たり前の時代で、女性が1人で生きていくという想定はされておらず、男性には家族手当があった。それから約45年経った今、何が変わっているだろうか。都市部にいたら女性も大学進学が当たり前になり、専門職や給与の高い仕事に就くことも出来ている時代ではあると思う。結婚せず1人で生きていくという選択肢も最近は増えてきたように思うが、平均年収はいまだに男性の半分程度だ。 年代によっては女性は結婚して仕事辞めるのが当たり前だと感じている人も多いだろう。 45年前とほぼ変わらないことに絶望した。 また本書に出てくる女性たちのインタビュー記事が辛い。一生懸命働いてるのに給与面で報われず、老後の心配を抱える…私は独り身だ。他人事に思えないしこのまま定年まで大して高くもない給料で仕事をするのかと暗い気持ちになった。 ただこの人たちが組合を発足し戦ってくれたからかそ、この時代よりは少しではあるものの女性の社会進出に繋がっていると思う。
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