講談えほん 宮本武蔵―山田真龍軒 講談社の創作絵本

石崎洋司(著者), 神田松之丞, 飯野和好

• 販売会社／発売会社: 講談社
• 発売年月日: 2019/11/28
• JAN: 9784065177105

商品レビュー

2021/07/07

講談師６代目神田伯山（本書刊行時は神田松之丞）監修の講談絵本シリーズの１冊。
本書の開設によれば、講談の宮本武蔵は全17席からなる連続もので、本書その中の１席。

既にYouTubeで松之丞時代に本書の山田真龍軒を講釈しているものを観ていたが、本書を読んで彼の名調子が聞こえてくる感じがした。

絵本作家の飯野和好の特徴的な絵と相まって、子供も十分に楽しめる仕上がりになっていると思う。

2021/05/29

これ、好きだなあ。リズムある日本語を声に出して読むのって、楽しいもんだな。むすこ②と読んでいたら、むすこ①も寄ってきた。馴染みのないことばも出てくるけれど、あえて説明せずに、リズムを優先して読んでみた。むすこ②も話の筋は掴めたようだ。初見だと、ときどき噛んでしまうのが悔しい〜

2020/11/01

この絵本に出てくる忍者武蔵にかなり違和感を感じたのが第一印象。
しかしながら、宮本武蔵の創作は数多くあるそうで、吉川英治の小説しか知らない私にとっては新鮮にも感じた。
絵本読後に講談の宮本武蔵を動画で見たのだが、絵本以上に面白い。
この面白さへの入り口として、講談絵本はありかなとも思う。