まとまらない人 坂口恭平が語る 坂口恭平

坂口恭平(著者)

• 販売会社／発売会社: リトル・モア
• 発売年月日: 2019/11/18
• JAN: 9784898155141

商品レビュー

2023/10/25

最近流行りの坂口恭平。これまでの活動について語った本。本人も書いてるけど、結構な躁状態の頃だった、というのがよく分かる。ほんとに話があちこち行って、さすがについていけなかった。途中でリタイヤ。躁状態ってこういう状態なんだろうなってのがちょっと分かったのは収穫か。まぁタイトルからしてまとまらない人と言ってんだから、そういう人なんだろう。この人の本になれたら、また読めるのかも。

2023/08/22

坂口恭平さんの2019年当時考えていることをとりとめもなくそのまま文字にしたような、会話しているような感じ

わかるようなわからないような話、厳しいような優しいような言葉が並んでいて不思議な読後感

その後の作品のプロットとなるようなお話もいくつかありました。

2021/12/04

2021/12/04読了。
おこがましいけど、「わかる、わかる！！」ってなる部分多かった。「ある」と思ったら「ある」んだよな。

p.55
散歩をすすめるのは、足を止めると、思考が止まるから。やっぱ足は止めちゃだめ。それを家の中でできるのが、手を止めるなってこと

p.56
世のため人のためゅてわけじゃなくて、人の役に立つ、それも具体的な誰かのためになるのが大事。触れられる人の役に立つ。

p.220 物欲とは何か？
ものがほしいっていうのは、つくりたいって意味。ほんとはみんなつくりたいんだよ。want to makEで、want to haveじゃない。僕が編み物とか料理してたら、みんなむっちゃつくりたくなる。全員本当はそうでしょ。でも、喜びを知らない人はいくらやったって金、金、金になるんだよ。欲しいと思うものをつくる、僕はずっとそうやってきた。
（中略）
ぼくはそれで全部やってる。読みたい本を自分で書く。ほしい絵を自分で描く。聞きたい歌をつくる。着たい服を編む。