ベンジャミンバニーのおはなし 新装版改版 ピーターラビットの絵本

ビアトリクス・ポター(著者), いしいももこ(訳者)

• 販売会社／発売会社: 福音館書店
• 発売年月日: 2019/11/01
• JAN: 9784834084818

商品レビュー

2023/04/09

福音館書店版ピーター・ラビットの絵本ー二巻目
ベンジャミン　バニーのおはなし　ですね。
一巻目でいたずらでくたびれ果てたピーター・ラビットがうずくまっていると、いとこのベンジャミン・バニーがみつけて声をかけるところから物語は始まります。
ピーターよりもベンジャミンの方がどうやら一枚上手のようで、警戒するピーターを連れ添って、マグレガーさんの畑に再び突入…。
ビアトリクスさんのおはなしは、またまたわくわくします。
いしいももこさんの翻訳は、こどもさんに目線をあわせておられようです。ひらがなが多く、わかりやすい文章になっています。絵の色もおとなしい感じですね。
初版は1971年。この絵本は2019年新装改版です。
早川書房版との比較して読んでみました。
内容にもちろん、本の大きさに、大きなずれはありませんが、えの色合いと、訳者の違いがよくわかりました。
早川書房版の方が、原作に忠実のようですが、こどもさんには福音館書店版がやさしいかなと思います。

2023/03/12

今回は、ピーターのいとこのベンジャミン・バニーのお話。

ピーターは前回マクレガーさんの畑でひどい目にあったので、びくびくしています。
ベンジャミン・バニーはそんなピーターとマクレガーさんの畑にまた行きます。
ベンジャミンはピーターの服をとりかえし、いつもそうしているようにレタスを食べ、玉ねぎをおみやげにいっぱい抱えて帰ります。慣れたもんです。
ピーターは始終びくびく。

ところが帰りに猫に会い、かごの下に隠れた二人の上に5時間も居座り続けるのです。
そこにやってきたのはベンジャミンのお父さん。
全く躊躇なく猫にとびかかり、温室に閉じ込め、持ってきた鞭で息子とそのいとこをぶち、レタスとタマネギをちゃっかり持ってとっとと帰ります。
こ、こわ～。
このお父さん、うさぎとは思えぬ目の鋭さ、そして家から鞭を持ってきたところをみると、最初から息子を打つ気満々。

ピーターはうちに帰ると、お母さんは叱らずにゆるしてくれました。

親戚でもこの家庭の違い…

以下は登場人物覚書

ピーターの家族
おかあさん（仕事は、うさぎの毛で手袋やそで口飾りを編んで売っている。煎じ薬。うさぎのたばこ（ラベンダー）も。）、フロプシー、モプシー、カトンテール、ピーター

マクレガーさん、マクレガーさんの奥さん
ピーターの家の裏のおひゃくしょうさんとその奥さん（ピーターのお父さんを肉のパイにした）。

ベンジャミン・バニー
ピーターのいとこ。マクレガーさんの畑には毎日曜日お父さんときてレタスを採りに行く。

ベンジャミン・バニー氏
ベンジャミン・バニーのおとうさん。

2023/01/29

大人☆3
少し長いかな......。
これは映画になっているピーターラビットの話しですか？？絵がとてもアーティスティック！！

子ども☆2
ピーターラビットの映画のように楽しいかなと思ったが、映画とは違うから少し残念だった。