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父、坂井三郎 「大空のサムライ」が娘に遺した生き方 光人社NF文庫
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父、坂井三郎 「大空のサムライ」が娘に遺した生き方 光人社NF文庫

坂井スマート道子(著者)

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父、坂井三郎 「大空のサムライ」が娘に遺した生き方 光人社NF文庫

定価 ¥880

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 潮書房光人新社
発売年月日 2019/08/01
JAN 9784769831310

父、坂井三郎

¥330

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2020/11/25

単行本が発行されたのが8年前の2012年。 その頃から“読もう”と心に決めていたが、つい最近、昨年文庫化されていたことを知った。 この本を、文庫化された2019年ではなく、今年2020年に読むことになったのも、何かの巡り合わせかもしれない。 坂井三郎が自身の戦後について書いた本...

単行本が発行されたのが8年前の2012年。 その頃から“読もう”と心に決めていたが、つい最近、昨年文庫化されていたことを知った。 この本を、文庫化された2019年ではなく、今年2020年に読むことになったのも、何かの巡り合わせかもしれない。 坂井三郎が自身の戦後について書いた本はあったのだろうか?私の知る限りはない。 この本は、その坂井三郎の戦後を見ていた娘、坂井スマート道子が綴った本。 私は坂井三郎が亡くなったとき、手紙を出さなかったことを後悔した。 『大空のサムライ』を読んだのは、確か、高校生の頃だ。それは衝撃の内容だった。戦地を生き抜いた坂井三郎という人間が。私は坂井三郎に比べて、人間の能力を半分も使っていないかもしれないと。 今ではもう忘れてしまったけれど、おそらく「日本の将来のために何をしたら良いか?」そんなことを直接聞きたかったのだと思う。そう、会いたいではなく、教わりたいことが沢山あった。 この本は、その回答をもらったような内容だった。 ここで描かれる坂井三郎は、父親の坂井三郎であり、娘の道子に教えたことの数々が出てくるからだ。 それこそ、これからの日本をつくる若者に、坂井三郎が伝えたかったことに他ならないだろう。 坂井三郎が憂えていた日本の将来は、今現実のものとなって我々の前に(COVID-19以上に)立ち塞がっている気がしてならない。

Posted by ブクログ

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