恐怖実話 怪の残像 竹書房文庫

吉田悠軌(著者)

• 販売会社／発売会社: 竹書房
• 発売年月日: 2019/02/28
• JAN: 9784801917873

商品レビュー

2022/08/04

吉田悠軌さんの文体もたくさん読んできて好きになってきたぽい気がする。
実話か創作かの、境目みたいな。
もちろんここに書かれているのは実話怪談だから好きなんですが。
文体が境目っぽいと思ったわけです。
『｢母｣と｢女｣』『鏡台』『野村の話』『父の苦手なもの』『通り雨』『新聞配達』『悪意の家』『ラブホテルの鏡』『廃病院のカルテ』『家族二つ』『呪い返し前』『呪い返し後』『カミサマを捨てる』
とくに『野村の話』の幽霊も年を取るのか問題と『ラブホテルの鏡』や『廃病院のカルテ』の都市伝説ぽい怪談を考察してるのとか、『家族二つ』の見えない音だけのドッペルゲンガーとかくぅってなるくらい好きでした！！

2021/01/23

すべての話が著者の知人やその他情報提供による伝聞をまとめたもの。「天狗の森」と「視野」では現地取材されているが、特に何も体験してはいないようだ。

実話系らしく、エピソードはシンプルあっさり目。
「野村の話」の霊も歳をとるという発想は面白い。服装とかどうなんだろう。

細かいがどうしても気になったのは
・黒電話のコンセント
・車の後部座席‘だけ’が正面…？
・編集者A、作家に対して態度悪過ぎでは…？

1刷
2021.1.23

2020/05/05

いつものようにふわふわと読んでいたら
諏訪の話があって、
めくった写真にここ知ってる！となり
夫と二人うけた。
何も感じたことない二人。