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写真記録・三島由紀夫が書かなかった 近江絹糸人権争議 絹とクミアイ
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新評論 |
発売年月日 | 2019/02/18 |
JAN | 9784794811189 |
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写真記録・三島由紀夫が書かなかった 近江絹糸人権争議
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「三島と労働争議」、面白い取り合わせだと思い興味を持った。 三島由紀夫が『絹と明察』(1964年)という小説で描いた近江絹糸人権争議は1954年に発生した106日間にわたって繰り広げられた日本最大級の労働争議である。 寮生活を強制され、信書を開封されたり、仏教の礼拝を強要されたり...
「三島と労働争議」、面白い取り合わせだと思い興味を持った。 三島由紀夫が『絹と明察』(1964年)という小説で描いた近江絹糸人権争議は1954年に発生した106日間にわたって繰り広げられた日本最大級の労働争議である。 寮生活を強制され、信書を開封されたり、仏教の礼拝を強要されたりと人権を無視した労務管理に若者を中心に労働者が立ち上がった。 ワンマンな経営者の姿に日本古来の父性をみた三島は、旧秩序(父)が新しい世代(子)によって乗り越えられていくさま主題とし小説『絹と明察』を書いた。 三島の作品の文学性を高く評価しながらも、執筆構想のなかに争議を埋め込んだだけで、実相をほとんど描いていないと感じた著者は、三島が心を離した争議のなかで葛藤する若者たちの姿を描こうと決心する。 満載された写真が当時の雰囲気をよく伝えている。
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