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罪深き緑の夏 河出文庫
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罪深き緑の夏 河出文庫

服部まゆみ(著者)

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罪深き緑の夏 河出文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社
発売年月日 2018/08/04
JAN 9784309416274

罪深き緑の夏

¥440

商品レビュー

4

18件のお客様レビュー

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2024/11/21

ジルが出てきた時にああ、とはなったものの文章の美しさと、美術に係る緻密な描写がやはり素敵です。ミステリではなく、第三者として「うわあやめてえ」と思いながら眺めるのが楽しむのが個人的な正解です。

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2024/08/27

この陶酔をどう言葉で表せば良いものか ただ、美しい悪夢のような童話に心を奪われたまま 至る所に散りばめられたアンティークな芸術 「この闇と光」と同じく、世界観が本当に好きです 美しき倒錯 歪な異常性の中にあるひとかけらの美しさは 人を惹きつけてやまない魅力がある まことの美...

この陶酔をどう言葉で表せば良いものか ただ、美しい悪夢のような童話に心を奪われたまま 至る所に散りばめられたアンティークな芸術 「この闇と光」と同じく、世界観が本当に好きです 美しき倒錯 歪な異常性の中にあるひとかけらの美しさは 人を惹きつけてやまない魅力がある まことの美に心を奪われた時、人は言葉を失う 解説にあった通り、本作の魅力は到底言葉で伝えられるものではなく、ただ世界観に心酔することしかできない 最後まで全ての謎を理解させてくれない 不明瞭な様はまるで夢…そんな所も素敵です そのきらめく瞳に射竦められたまま いつまでもこの夏に囚われていたい

Posted by ブクログ

2023/08/03

 結局真相はどうだったのか、わかったようなわからないような。さらっと読むには読みにくい文章だったが、蔦屋敷の雰囲気やアトリエや塔の部屋の絵の具の匂いなどを感じ取れるような文体は嫌いではない。後半からのフレスコ画製作シーンからどんどんのめり込んでいける。ミステリー部分より、童話のよ...

 結局真相はどうだったのか、わかったようなわからないような。さらっと読むには読みにくい文章だったが、蔦屋敷の雰囲気やアトリエや塔の部屋の絵の具の匂いなどを感じ取れるような文体は嫌いではない。後半からのフレスコ画製作シーンからどんどんのめり込んでいける。ミステリー部分より、童話のような耽美な世界観を楽しむ作品かな。結局洋ちゃんはどうなった?

Posted by ブクログ