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女教師は僕の宝物 フランス書院文庫
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女教師は僕の宝物 フランス書院文庫

鷹羽真(著者)

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女教師は僕の宝物 フランス書院文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 フランス書院
発売年月日 2018/05/25
JAN 9784829643013

女教師は僕の宝物

¥495

商品レビュー

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2018/11/14

〈おかず〉路線は歓迎なれど今回は主人公で好みが分かれるか

2017年11月発売の『友達の美しいママ-僕専用〈おかず〉』を踏襲した内容。今回のタイトルは『宝物』を〈おかず〉と読ませているが、それはそれとして〈おかず〉シリーズの第2弾とも言える。この作者が得意とする1人ヒロイン。いわゆる「一竿」につき主人公と1対1のまま最後まで進む。きっか...

2017年11月発売の『友達の美しいママ-僕専用〈おかず〉』を踏襲した内容。今回のタイトルは『宝物』を〈おかず〉と読ませているが、それはそれとして〈おかず〉シリーズの第2弾とも言える。この作者が得意とする1人ヒロイン。いわゆる「一竿」につき主人公と1対1のまま最後まで進む。きっかけから始まり、関係性の起承転結を経て心も結ばれる紆余曲折の物語と言えるが、「転」と言えるような変化は乏しい。教師と教え子という禁忌を憂うヒロインが、その背徳の壁を乗り越えて心身共に結ばれていくのがじわじわ描かれている感じか。 昨今は激減の一途を辿っている1人ヒロインをじっくり描く作風として歓迎しているのだが、今回は主人公のキャラ設定に肩入れできないものを感じた。 新体操部の顧問であり、かつては現役として活躍した女教師をヒロインとしているためにレオタード姿が何度も出てくるが、それを盗撮し、自慰の〈おかず〉にしている生徒たる主人公が何とも言えず気持ち悪い。いや、性格が悪い訳ではないし、教師へ向ける憧憬と恋情は真摯なのだが、若さに任せた白濁液の発射に所構わずなところがあり、若さ故に堪え切れない場面も多く、読み手の興奮と同調しないように感じる。ついでに言えば、それでいてムスコが衰えることはなく、何度も何度も発射できるのも若さ故なれど現実味を越えている。何より教師とのやり取りが無邪気な一面なのかもしれないが、傍から見れば変態もしくは変質者に見えてしまい興覚めだったのが残念。学校を舞台とし、教師と生徒を登場人物にしたからにはもう少し上品な雰囲気が欲しいように思う。ヒロインにしても押しに弱いところは魅力なれど聖職者の矜持が台詞や独白だけで行動にはさほど表れていないため、さすがにお人好しが過ぎる印象になってしまう。グローブフェチについても必要性に無理筋が感じられ、単に作者の好みが押し付けられているような気にもなる。 ドロドロに塗れるような官能描写が持ち味ではあるが、設定によっては描写を変えるなり、あるいは描写に見合った設定を検討するなり、もう少し深みがあっても良いと思う。

DSK

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