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大日本史 文春新書1150
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大日本史 文春新書1150

山内昌之(著者), 佐藤優(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2017/12/01
JAN 9784166611508

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商品レビュー

4.3

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みんなの感想まとめ
  • 日本史
  • 世界史
  • 融合
  • 近現代史
  • 幕末から戦後
  • 外交と政治
  • 旧日本軍の実像
  • 貴重な視点
  • 歴史的洞察
  • 深い対談

近代日本の歴史を深く掘り下げた対談本で、幕末から太平洋戦争にかけての日本の歩みが語られています。著者の佐藤優と歴史学者の山内昌之が織りなす議論は、同時代の世界情勢との関係を視野に入れたもので、特に外交や政治状況、旧日本軍の組織について教科書では学べない貴重な視点が提供されています。佐藤の外務省での経験が色濃く反映されており、彼の見解や分析が一層深みを増しています。読者は、歴史の背後にある複雑な要素を理解することで、近代日本の成り立ちに対する新たな洞察を得ることができるでしょう。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2026/09/13

この本のテーマ、今、高校生だったら世界の中の日本を考えて近現代史を学べる「歴史総合」選択したかったです。

Posted by ブクログ

2024/02/09

幕末から太平洋戦争まで、日本の近代史について語り合う対談本。 特に外交面や当時の政治状況、旧日本軍をはじめとした組織のあり方について、教科書だけでは学べないことが書かれています。

Posted by ブクログ

2019/09/13

黒船来航から、太平洋戦争、天皇人間宣言まで6章、山内昌之氏と佐藤優氏が対談で博覧強記、分析詳細しかも的確な語りを披露している。私には、目から鱗のことが多かった。 例えば、ペリーの後にやってきたロシアのプチャーチン提督が徹底した対話による外交を展開したこと。明治政府のシステムが初め...

黒船来航から、太平洋戦争、天皇人間宣言まで6章、山内昌之氏と佐藤優氏が対談で博覧強記、分析詳細しかも的確な語りを披露している。私には、目から鱗のことが多かった。 例えば、ペリーの後にやってきたロシアのプチャーチン提督が徹底した対話による外交を展開したこと。明治政府のシステムが初めから薩長を中心とした合議制で、2年近くにも及ぶそれが旧幕府も含めた超藩的な岩倉使節を可能にしたこと。サラエボで暗殺されたオーストリア=ハンガリー帝国のフランツ・フェルナント皇太子が、スラブに対して宥和的な考えを持っていたこと。日露戦争の後、日米戦争に向かわせてしまった政治家、外交官、論客、軍人などをたくさん挙げ、詳細に分析していることなどである。最後の昭和天皇の話もうーんとうなってしまった。 1921年、昭和天皇は皇太子として、イギリス、フランス、ベルギー、オランダを外遊し、時のイギリス国王ジョージ5世と親しく語ったり、第1次世界大戦の激戦地を巡るなどする。この経験が、立憲君主主義、平和主義、親英米の国際協調主義を目指した昭和天皇の原体験になったであろうという。二・二六事件で露呈された陸軍の天皇軽視は、日米開戦の方針を決める御前会議でも顕著であった。前日、「南方作戦は、約5か月で終了の見込みである」という杉山参謀総長の言葉に昭和天皇は激しく叱責するが、御前会議の当日は平然とだんまりを決め込んでしまう。そこで昭和天皇は、明治天皇の「よもの海みなはらからと思う世になど波風のたちさわぐらむ」という歌を詠みあげ、避戦への思いを明らかにする。天皇の悲痛な思いと焦燥が感じられる。ここには、明治天皇の思いと重ねて表現する歴史的思考が現れている。終戦を決めた御前会議でも、徹底抗戦を主張する軍部に、昭和天皇は、戦争終結の決意に変わりがないこと、戦争を継続すれば国体も国家の将来もなくなること、これに反し即時停戦すれば将来の根基は残ること、武装解除・戦争犯罪人の差し出しは耐え難きも、国家と国民の幸福のためには、三国干渉時の明治天皇のご決断に倣い、決心したことを語る。ここで山内氏は、「これを天皇に言わせた軍部に対する怒りが改めてむらむらとこみあげる。自分たちの不始末で戦争を始めておきながら、その収束は天皇に任せる。卑怯である」と語る。「対米英戦を決意の場合、ドイツの単独講和を封じ、日米戦に協力せしめるよう外交交渉の必要があること、さらに戦争終結の手段を最初から十分に考究し置く必要があり、そのためにはローマ法王との使臣の交換など、親善関係を樹立する必要がある」と昭和天皇は木戸幸一内大臣に述べているが、軍人、政治家、外交官こそが知恵を振り絞るべき問題を、天皇が悩み、考え、訴えている状況は悲劇的ともいう。 ドイツのナチス政権は最後まで止まらず、イタリアはクーデターに至ったが、日本はいったん終戦と決まったら、それまでの徹底抗戦を切り替えて実に合理的に撤退を行った。その切り替えの要に天皇の聖断があった。 1946年の天皇の「人間宣言」は、5箇条の御誓文の全文引用から始まっている。日本の再建にあたって、この5箇条の御誓文の精神が基となる、そこには平和主義、教養主義の重視、民生の向上、すべてが込められているというのである。ここに表れているのは、戦後の日本で進められるはずの民主化は決して占領国アメリカに押し付けられるものでなく、日本には自前の民主主義の理念があったという天皇の自負と信念だったろうという。 この本を読んで、昭和天皇に対する認識を改めた。眞に立派な方であったと。

Posted by ブクログ

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