雪豹王の許嫁 クロスノベルス

華藤えれな(著者), yoco

• 販売会社／発売会社: 笠倉出版社
• 発売年月日: 2017/10/07
• JAN: 9784773088618

商品レビュー

2021/02/07

世界観が堪らなく好みなのです！
美しい雪豹王セルゲイは現世と黄泉の狭間の番人
燈里は幼い頃にセルゲイに命を救われた
そんな二人の愛の話

ロシアの寂しげで冷たい美しさの中で紡がれる不思議な世界が最高でした

残酷な運命と純粋な想いが美しいロシアの世界と合わさって、引き込まれました
セルゲイの抑えこんだ深い愛情が素晴らしかったです。
ちょっとこの先は独占欲溢れそうですがw

yoco 先生のイラストが世界観そのままでした！美しいです！

2020/10/15

▼あらすじ
迷い込んだ深い森奥のサーカスで美しい雪豹と出会った橙里。ロシア屈指の実業家・セルゲイがその雪豹だったと知ってしまい…！？

＊＊＊

ストーリーの完全度：やや高い
トーン：せつない
エロ度：低い
萌え度：普通
総合評価：★4.0

積み本崩し。ロシアのサンクトペテルブルクが舞台のお話で、yoco先生の繊細なイラストに合ったお伽話のような雰囲気の作品でした。
ストーリーは割と読み応えがあり、設定もしっかり作り込まれている印象だったのですが、独自の世界観が繰り広げられている割にそこまで詳しく説明がある訳ではないので、読んでいて疑問に思う場面もしばしば。
それでもファンタジー小説としては上質な作品でしたし、最後まで楽しく読めたので特に不満はないんですけどね(^^)笑
雪豹のモフモフ具合もしっかり伝わって来ましたし、後半はややシリアス気味ですが悲しいお話じゃなくて良かったです。
願わくば成長したセルゲイの弟の姿が見てみたいですね。きっと兄に負けない美丈夫になるんだろうなぁ…(*¯∀¯*)

追記
そういえば、全く同じ文章が連続してる箇所があったんだけど、あれは意図的にそうしてるのかな？ちょっと違和感を感じたので…やっぱりミスかな？(笑)

2017/10/15

狼王のシリーズかと思ったけれどこちらは雪豹のお話でした。なんとも物悲しいっていうか静かなお話だったんだけれど、健気な受で雪豹の愛と可愛らしい弟君でとっても良かったです。