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箱根山 ちくま文庫
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箱根山 ちくま文庫

獅子文六(著者)

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箱根山 ちくま文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2017/09/08
JAN 9784480434708

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商品レビュー

4.3

10件のお客様レビュー

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2022/01/26

昭和30年代の箱根の芦之湯がモデル。西武系と東急系の激しい勢力争いにヒントを得て作られた当時の世相が多く描かれた小説。 箱根駅伝マニアな自分。箱根ロスを癒すため箱根を冠した作品を再読してみました。 昭和35年頃、箱根観光の主導権を争う西武グループと東急グループ。そして第三勢力...

昭和30年代の箱根の芦之湯がモデル。西武系と東急系の激しい勢力争いにヒントを得て作られた当時の世相が多く描かれた小説。 箱根駅伝マニアな自分。箱根ロスを癒すため箱根を冠した作品を再読してみました。 昭和35年頃、箱根観光の主導権を争う西武グループと東急グループ。そして第三勢力の藤田観光。 この争いに二つの老舗旅館の争いをからめた小説である。二つの旅館のモデルは芦之湯の松坂屋ときのくにやであろう。箱根駅伝なら山登りの5区の最高点付近に芦ノ湯はある。。 時代から忘れられつつある作家が好きである。本書の作者の獅子文六、源氏鶏太、南條範夫など。 図書館の書庫から出してもらい読んだことのあった作品がちくま文庫で再版されたので、あらためてじっくりと読んでみました。軽妙な筆致は現代でも通じると思う。初めて読んだとき、てっきり企業小説と思いきや洒落た恋愛小説であり、驚いたことを思い出す。 箱根を巡る争い、西武系の伊豆箱根と小田急系の箱根登山。今は露骨な競争はないが、、昔はそれぞれの会社のフリーパスが非常に面倒だったことを覚えている。ロープウェイ(小田急系)が強風で運休、バス(西武系)に乗ると別料金であった。芦ノ湖の船着き場も別だった。 企業の争いは元々は、箱根権現を管理する元箱根と関所を有する箱根町争いに始まったのは本書で知った。 獅子文六は時代をからめて、しゃれた小説を作るのがうまい。時代性が足かせとはなるが、ちくま文庫の編集で相関図が添付されて分かりやすくなっている。 なお、過去の映画では加山雄三と星由里子主演。 前に読んだ時は、ちょうどきのくにやに泊まる直前。小説の舞台の一つに宿泊しその小説を読む。最高の贅沢を味わうことができました。 松坂屋は高級すぎて手が出ません。 芦ノ湖だとかスカイラインほか箱根の地名も多く出てくるので、箱根旅行のお供に是非お試しください。

Posted by ブクログ

2021/02/16

『#箱根山』 ほぼ日書評 Day342 獅子文六作、西武 vs 小田急(東急)に藤田観光の三つ巴となった箱根戦争を3世代にわたるドラマとして描いた一作。 後書きにあるように、先のオリンピック前に日本のツーリズムの行く末をここまで予言的に記しているのは驚きだ。 老舗宿が火事...

『#箱根山』 ほぼ日書評 Day342 獅子文六作、西武 vs 小田急(東急)に藤田観光の三つ巴となった箱根戦争を3世代にわたるドラマとして描いた一作。 後書きにあるように、先のオリンピック前に日本のツーリズムの行く末をここまで予言的に記しているのは驚きだ。 老舗宿が火事にあった際に、冒頭の3社が見舞いを兼ね出資の申し出に来た様を「アメリカ、ソビエト、中共の間にハサまれた日本と、同じ立場」と言い切っているのは、時代ながらに興味深い。 https://amzn.to/3u0fgjw

Posted by ブクログ

2020/07/06

とにかく箱根箱根箱根箱根…箱根の郷土史を読んでいるようでした。最初の、箱根を舞台にした2つの会社の騒動はその後のストーリーにはあまり関係なかったのでは⁇とはいえ、とにかく獅子文六さんが描く登場人物は色あせないんですよねぇ、イキイキしてます☆どっぷり箱根のお湯に…ではなくキャラに浸...

とにかく箱根箱根箱根箱根…箱根の郷土史を読んでいるようでした。最初の、箱根を舞台にした2つの会社の騒動はその後のストーリーにはあまり関係なかったのでは⁇とはいえ、とにかく獅子文六さんが描く登場人物は色あせないんですよねぇ、イキイキしてます☆どっぷり箱根のお湯に…ではなくキャラに浸かりました☆

Posted by ブクログ

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