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日米がん格差 「医療の質」と「コスト」の経済学
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日米がん格差 「医療の質」と「コスト」の経済学

アキよしかわ(著者)

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日米がん格差 「医療の質」と「コスト」の経済学

定価 ¥1,980

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2017/06/28
JAN 9784062206310

日米がん格差

¥220

商品レビュー

3.5

4件のお客様レビュー

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2022/11/06

2022-11 日米両方のバックグラウンドを持つ、医療経済学者兼コンサルタントが自身のガン闘病を綴った一冊。 前半では日本医療制度がもたらす、医療の質の不均等さをベンチマーク分析を用いてさわりを紹介している。個人的にはここをもっと深堀りしてみたいとおもった。 後半から自身のガ...

2022-11 日米両方のバックグラウンドを持つ、医療経済学者兼コンサルタントが自身のガン闘病を綴った一冊。 前半では日本医療制度がもたらす、医療の質の不均等さをベンチマーク分析を用いてさわりを紹介している。個人的にはここをもっと深堀りしてみたいとおもった。 後半から自身のガン闘病記として、日米の両方の医療機関で治療を受けたことで、実感した両国の差異をしめす。 特に興味深いのは、アメリカでがん相談員としてキャンサーナビゲーターとしてのトレーニングを受講されたこと。日本に同じようなものがあるのかは調べてみたい。

Posted by ブクログ

2018/10/03

国際医療経済学者というものがあることを初めて知った。 日本の医療は、保険制度があり、料金は同じだけど、 病院の技術の質の差には、大きなばらつきがあると 彼によって開発された「ベンチマーク分析」では、 客観的事実として表明される。 しかし、アメリカでは、保険制度が緩やかなので、 病...

国際医療経済学者というものがあることを初めて知った。 日本の医療は、保険制度があり、料金は同じだけど、 病院の技術の質の差には、大きなばらつきがあると 彼によって開発された「ベンチマーク分析」では、 客観的事実として表明される。 しかし、アメリカでは、保険制度が緩やかなので、 病院によって、治療費は格差があるが、 ガイドラインが明確なので、治療を受ける質は同じだという。 アメリカと日本の対比が実に面白い。 薬価をお役所が決めるのは、日本の特質。 治療と療養は区別すべきで、アメリカでは手術して、5日間で病院を退院する。 治療は、5日間で、その後は、療養だからだ。 日本では、治癒まで病院にいることになり、 平均すると12日間から15日間となる。 がんサバイバーとして、自らのガン体験を通じて、 日本とアメリカの治療の質を浮かび上がらせる。 繰り返し「国際医療経済学者」というのが、面白い。 著者のアイデンティティを語りたがる。 キャンサーナビゲーターというがんの支援者の立場を明確にしているのが、 流石に 自立したアメリカの意識が明確に伝わる。 患者と一線を画すという意味が伝わる。 日本というのは、あらゆる分野でガラパゴス的に発達していることを 知る上では、好著とも言える。

Posted by ブクログ

2018/01/01

概要: 医療経済学者が大腸ガンになった体験談。メッセージは「がんは情報が大事」。 感想: 前向きな人だけど、この人コネとかあって治療環境には恵まれてるよな、と思った。

Posted by ブクログ