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猫の文学館(Ⅰ) 世界は今、猫のものになる ちくま文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 2017/06/06 |
JAN | 9784480434463 |
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猫の文学館(Ⅰ)
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商品レビュー
3.1
13件のお客様レビュー
猫好きにはなんとも贅沢な文庫だ。 なんといっても、装丁がヒグチユウコ。 そして、最後は編集者の和田氏のあとがきでも、これでもかと言うほどうんちくと愛情の猫まみれである。 読むにつけて、今は昔は鼠捕りが必ずワードとして文学になるのがなんとも時代を感じる。 猫の文学館Ⅱももちろん...
猫好きにはなんとも贅沢な文庫だ。 なんといっても、装丁がヒグチユウコ。 そして、最後は編集者の和田氏のあとがきでも、これでもかと言うほどうんちくと愛情の猫まみれである。 読むにつけて、今は昔は鼠捕りが必ずワードとして文学になるのがなんとも時代を感じる。 猫の文学館Ⅱももちろん読みます!
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だいたい昭和初期の短編が多く、当時のペット(家畜)の考え方に馴染みのない、嫌悪感を抱く人には向かない短編集。 もちろん、猫っ可愛がる話や、海外で暮らす猫の話など微笑ましいものもあり、猫についての考察や、巻末の猫に纏わる日本語などは興味深く、面白く読めました。 「鼠と猫 寺田寅彦...
だいたい昭和初期の短編が多く、当時のペット(家畜)の考え方に馴染みのない、嫌悪感を抱く人には向かない短編集。 もちろん、猫っ可愛がる話や、海外で暮らす猫の話など微笑ましいものもあり、猫についての考察や、巻末の猫に纏わる日本語などは興味深く、面白く読めました。 「鼠と猫 寺田寅彦」の中で、家に出た鼠を子供らの前で始末する場面にて、子供らの教育に良くないので、こういった生命を断つ行為は残酷で見せない方が良いとしつつも 「このような重大な現象を無感覚に観過させないまでもそれを直視させるのを強いて避けるのもどんなものであろうか。」 とあるように、死というものから遠ざけられた私たちの価値観が、いまのペットとの向き合い方に現れているようにも思えました。 時代の流れでペットを飼う理由が変わってきたことや、経済の発展で生活に余裕が生まれたこと、動物医学の発達で避妊手術が身近になったことなど、時代と考え方の変遷を感じることもできる短編集でした。
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猫好き?によるの猫についての随筆、小説、詩などを収録したアンソロジー。 ・やっぱり尾形亀之助の詩…好きだな… ・「猫の眼月」…ほら、もうタイトルが好みすぎる ・向田邦子のエッセイはどうしてこうも””読ませる力””があるのか… ・まさかオチが村上春樹の小説だとは…
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