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記者と権力
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 早川書房 |
発売年月日 | 2017/04/01 |
JAN | 9784152096807 |
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商品レビュー
2.5
2件のお客様レビュー
・ジャーナリズム論と通ずるものがある ・塀の上を歩き、内側に落ちることなく、トクダネをとらなければいけない ・外側(いわゆる安全地帯)にいつまでもいるようでは真に確信に近づいたスクープは得られないのである
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「塀の上を歩け」、著者はジャーナリストとしての自分をそう言って成長させてきました。法律の範囲ギリギリの取材、約束を守ることと破ること、書くこと書かないこと、検察と弁護士の間、記者クラブの内と外、数々の昭和の新聞記者としての「塀の上」の物語が備忘されています。そして、それはすっかり...
「塀の上を歩け」、著者はジャーナリストとしての自分をそう言って成長させてきました。法律の範囲ギリギリの取材、約束を守ることと破ること、書くこと書かないこと、検察と弁護士の間、記者クラブの内と外、数々の昭和の新聞記者としての「塀の上」の物語が備忘されています。そして、それはすっかりコンプライアンス社会になった今の取材に対する叱咤激励にも聞こえます。吉田問題や政権との距離とか新聞社自身が傷つき痛みを抱えている時、新聞記者が抱える「情報が欲しい」という欲求を、ネタをつかみたいと走る衝動を、大切にして欲しいと思います。著者が「なかでも私の胸を突き上げる衝動は、権力が重要な事実を隠しているのではと疑いをいだく時にやってくる。」というピュアさこそが新聞に期待し、新聞を信頼する原点なのだと思います。ただ、あまりにも新聞がエスタブリッシュな存在になったことで「記者と権力」の意味が「記者は権力に立ち向かう」だけではなく「記者が権力になっていまっている」ということを感じ反発している人が溢れ出ているいことも確か。もしかしたら新しい新聞記者像が必要な時代なのかもしれません。本書で印象的だったのは、あの渡邊恒雄記者の「取材上の信頼関係と“癒着”とを区別する最も大事なものは記者自身の倫理観にほかならない。私はこれ以上の弁明はしない」との強い言葉。新聞記者の倫理観の新しいプレゼンテーションがもっともっとなされることを期待しています。それにしても金嬉老事件の最初の取材者がジャイアンツのオーナーになるなんて、讀賣グループって独特!
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