9割の日本人が知らないお金をふやす8つの習慣 外資系金融マンが教える本当のお金の知識

生形大(著者)

• 販売会社／発売会社: ダイヤモンド社
• 発売年月日: 2017/03/01
• JAN: 9784478102121

商品レビュー

2021/03/23

主に不動産投資の本。
一般的な日本のサラリーマンが駄目でエリート外資系社員が良い、という前提でこの二者でやたらでてくる。
具体的に何故その筆者同僚のエリート外資系社員人が成功し、一方で日本サラリーマンは何故失敗したのか……その分析が抽象的。この本を読んだだけで投資の一歩を踏み出すことは難しいように思う。
が、なるほどそういう考え方もあるのか、なるほど後で詳しく調べよう、というものが多く参考になった。

2021/01/11

投資で生活するには、不動産投資しかない。
ストック収入（労働によって得る収入以外の定期的に入る収入）をつくることが重要
PDCAを回せ！
あまり目新しい内容はなかったが、基本的に不動産投資を進める内容。
不動産投資に興味がなければ、読む必要は無い本

2020/01/06

筆者は、社会人になって初めて就職した会社で2年目にリストラに遭い、転職を繰り返し、日系・外資系企業を数社渡り歩きながら、収入UPを図り、以下の8つの習慣を実践する事で、5年間で4億を越える資産を構築出来ることを提唱している。
【以下8つの習慣】
・外資系エリートたちのお金の活かし方をまねる
・フロー収入とストック収入を持つ
・リスクの考え方を身に付ける
・誰にでもできる！国策に注目する
・これから需要が増えるビジネスを見つける
・これから人口が増えて発展する国に投資する
・お金を増やしたいのなら、人とは逆の事をする
・１人ではお金持ちになれない！メンター(成功者)を探す
また筆者は、ボーナスのお金の使い方を例にして、一般的な日本人と外資系エリートサラリーマンの違いを紹介しており、外資系エリートサラリーマンの「低金利のローンを借りて手元に残ったお金を運用にまわす」という合理的考え方を一般的な日本人も身に付けるべきだと述べている。また具体的な投資先としては、高金利の外貨や不動産投資信託、現物の不動産を紹介している。
しかし筆者の調べによると、欧米よりも日本人は貯蓄好み、借金(ローン)を避ける傾向が強いと述べている。2016年初頭以降、マイナス金利が導入され、個人の普通預金で適用される金利は0.001%という低水準で、わずかな金利を受けとることしかできず、1000万円を1年間預けても受取利息は100円となる状況である。
またフロー収入の例として、毎回単発でモノやサービスを提供している小売業や飲食店を挙げている。筆者は労働力を投入して対価を得るサラリーマンのお給料もフロー収入に該当すると述べている。一方、ストック収入の例として、企業であれば、電気・ガス・水道といったインフラを挙げている。筆者は身近なストック収入の例として、銀行預金の利息や株式・投資信託の配当金が該当すると述べている。またストック収入のメリットは一度資金を投入してしまえば、安定・継続的にお金が得られることだと述べている。しかし安定した収入が利点のストック収入も、一度仕組みを作ったからといって、市場環境や法制度の変化により途絶えてしまう可能性ある事も筆者は考慮しています。そのため、ストック収入はリスクを分散するため、複数作っておくべきだ筆者は考えている。
【以下、筆者の収入実例】
〈フロー収入〉
・資産運用コンサルティング
〈ストック収入〉
・国内・海外の賃貸住宅
・トランクルーム
・太陽光発電システム
・Airbnb(旅行者向けに短期で部屋を貸し出すサイト)