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菅江真澄の信濃の旅 現代口語訳信濃古典読み物叢書6
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菅江真澄の信濃の旅 現代口語訳信濃古典読み物叢書6

駒込幸典(著者), 滝澤貞夫(著者)

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菅江真澄の信濃の旅 現代口語訳信濃古典読み物叢書6

定価 ¥1,048

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 信州教育出版社
発売年月日 1990/06/01
JAN 9784783910299

菅江真澄の信濃の旅

¥330

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2016/11/28

真澄が書いた紀行文、委寧乃中路(いなのなかみち1783年)、わがこゝろ(1783年)、諏訪の海(1984年)、來目路乃橋(くめじのはし1784年)を小中学生向けに口語訳したもの。学童向きなだけあって、とても簡単で小1時間読了本ではあるが、シンプルにつけられたプチ解説や菅江真澄の絵...

真澄が書いた紀行文、委寧乃中路(いなのなかみち1783年)、わがこゝろ(1783年)、諏訪の海(1984年)、來目路乃橋(くめじのはし1784年)を小中学生向けに口語訳したもの。学童向きなだけあって、とても簡単で小1時間読了本ではあるが、シンプルにつけられたプチ解説や菅江真澄の絵や現在のその場所の写真や行事の写真などが効果的に添えられており、教科書感がとても懐かし嬉しい。価格も1000円と内容からして非常に廉価。原文のものを探していた時になんとなく見つけて購入したので目的の役には立たなかったものの、現在の写真や地名などが添えられているので存外旅行ガイドブック的に役に立ったのと、読み物としてとても楽しめた。 天明3年の浅間焼けなどかなり迫力あり。浅間を出発し、松本を過ぎ、村井を通り休んでいるときに、姨捨山で一晩語り明かして知り合った紀伊国牟婁郡田辺の訓殷(おしさか)さんが出て来たりして、随分昔に和歌山からの旅人と愛知の旅人が信濃で出会って知り合いになったりとかしてたのだなぁ、と妙に感動した。菅江真澄は和歌、和学、漢学、画技、本草学、医学を学んだ旅行エッセイスト(スポンサー植田義方、出版もされたらしい)で特に神社仏閣と民俗学に興味があった上に観察眼と表現方法、それに博物学的なスケッチ能力もあったので大変すばらしい資料となっている。

Posted by ブクログ