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古墳の古代史 東アジアのなかの日本 ちくま新書1207
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古墳の古代史 東アジアのなかの日本 ちくま新書1207

森下章司(著者)

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古墳の古代史 東アジアのなかの日本 ちくま新書1207

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2016/09/01
JAN 9784480069108

古墳の古代史

¥220

商品レビュー

3.3

6件のお客様レビュー

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2022/05/05

古代の人々が古墳に込めた意味、彼らの生き方や国にとって古墳の存在にフォーカスしながら、中国や朝鮮半島の東アジアの歴史や墳墓との共通項や違いを比較しながら話が進み、とてもわかりやすくて面白かった。地方の古墳の埋葬品を調べることで輸入の独自ルートが築かれている事がわかったり、副葬品も...

古代の人々が古墳に込めた意味、彼らの生き方や国にとって古墳の存在にフォーカスしながら、中国や朝鮮半島の東アジアの歴史や墳墓との共通項や違いを比較しながら話が進み、とてもわかりやすくて面白かった。地方の古墳の埋葬品を調べることで輸入の独自ルートが築かれている事がわかったり、副葬品も装飾品から銅鏡や武具にうつっていくという過程も面白い。古墳を知るために、最初に手に取るべきガイドブックという感じ。

Posted by ブクログ

2019/11/24

古墳をはじめとする「墳墓」に着目して、紀元前1世紀~4世紀の中国、朝鮮、日本という古代東アジアのダイナミックな歴史像を描く。当時の東アジアでは、漢王朝など中国の動きを軸に、大小さまざまな「渦巻」が発生するような大きな社会変動のときを迎えており、それぞれの地域で大きな墳墓を造営する...

古墳をはじめとする「墳墓」に着目して、紀元前1世紀~4世紀の中国、朝鮮、日本という古代東アジアのダイナミックな歴史像を描く。当時の東アジアでは、漢王朝など中国の動きを軸に、大小さまざまな「渦巻」が発生するような大きな社会変動のときを迎えており、それぞれの地域で大きな墳墓を造営するといった「つながり」がみられるとともに、社会の仕組みや信仰といった人の営みの根本的なところでの身体感覚な「ちがい」もみられるということを、考古資料とそれに基づく考古学の研究成果をもとに明らかにしている。 大きな意味で同じ文化圏に属する中国、朝鮮半島、日本だが、古代から「つながり」とともにさまざまな「ちがい」があったということが、古墳などの墳墓を題材として取り上げられており、とても興味深い内容だった。特に、中国や朝鮮半島の墳墓とは異なり、倭の古墳には、墳丘に対する独特の「こだわり」がある一方継続性が弱いことや、副葬品から日常生活と切り離れた存在として機能していたことが窺われることなどの特徴があるということが面白かった。

Posted by ブクログ

2018/08/18

古墳の登場を東アジア情勢を背景に捉えつつ、墳墓の大型化を中国王朝の衰退と連動した説を展開。倭国の独自性は日常生活から切り離された空間に存在する前方後円墳というオリジナルな造形。

Posted by ブクログ

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