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灯台から考える海の近代 情報とフィールド科学2
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灯台から考える海の近代 情報とフィールド科学2

谷川竜一(著者)

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灯台から考える海の近代 情報とフィールド科学2

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 京都大学学術出版会
発売年月日 2016/03/01
JAN 9784814000036

灯台から考える海の近代

¥385

商品レビュー

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2017/02/19

はじめから、大切な見方を提示してくれた。 灯台も、ほかのものを見るとき、単体を見てしまいがちだが、周辺の環境など、もののあるコンテクストと取り結ぶ関係にも視野を広げていくべきだ。 船乗りを守る光。死者への祈り。都市と都市を結ぶ航海システムの座標。戦争や植民拡張の施設。少しずつ...

はじめから、大切な見方を提示してくれた。 灯台も、ほかのものを見るとき、単体を見てしまいがちだが、周辺の環境など、もののあるコンテクストと取り結ぶ関係にも視野を広げていくべきだ。 船乗りを守る光。死者への祈り。都市と都市を結ぶ航海システムの座標。戦争や植民拡張の施設。少しずつ文脈を梳かしていくと、陸の終わりに立っている灯台の語りが聞こえてくる。 歴史的にはたまたま、場所としては必然的。創造ということは、見つめることを前提とする。「場所の力」で読み解けば、やはり人間は歴史の不自覚のツールか、と。ではこの「意識」って何なんだろう。 やさしい本です。

Posted by ブクログ