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青と白と
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2016/02/25 |
JAN | 9784120048241 |
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青と白と
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商品レビュー
4.2
13件のお客様レビュー
著者さんのノンフィクションのようなお話。 実家が仙台にあり、東京で働く悠子は震災後、家族や親族、友人などの安否を確認し、実家と東京の行き来をするようになる。 震災後の現場を見たことで、バイトをしながら家族と離れて小説を書いていることに、悠子はいろんな想いにかられる 穂高明さ...
著者さんのノンフィクションのようなお話。 実家が仙台にあり、東京で働く悠子は震災後、家族や親族、友人などの安否を確認し、実家と東京の行き来をするようになる。 震災後の現場を見たことで、バイトをしながら家族と離れて小説を書いていることに、悠子はいろんな想いにかられる 穂高明さんの描くお話はどこか悲しみを背負いながらも優しさが溢れていてその文章がとても心地よい
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この本を書く、出版するという事の覚悟。 読後、文庫化時の著者ロングインタビューも読みました。 内容も良いのですが、読了直後のいまはその覚悟の強さのほうが心に沁みています。今後、なにかと思い出す作品のひとつになりそうです。 それから。 (たいして知りもしないのにすみませんが)こ...
この本を書く、出版するという事の覚悟。 読後、文庫化時の著者ロングインタビューも読みました。 内容も良いのですが、読了直後のいまはその覚悟の強さのほうが心に沁みています。今後、なにかと思い出す作品のひとつになりそうです。 それから。 (たいして知りもしないのにすみませんが)この作品は特別な(特殊な?)作品のように感じられて、だから穂高明作品として最初に読んで欲しくはないなと思ってしまいました。そんな風に思わず読めるようになることが大切なのかもしれないのですが。
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東京でバイトをしながら小説を書く悠子、宮城県名取市に住んでいた悠子の母都、仙台市内に住む悠子の妹夏子。 それぞれの目で見た、震災のあの日とその後。 著者の中から絞り出されたような思いを感じる作品でした。 日常生活に支障を来たしただけだった関東地方に住む私が、報道で見たり想像して...
東京でバイトをしながら小説を書く悠子、宮城県名取市に住んでいた悠子の母都、仙台市内に住む悠子の妹夏子。 それぞれの目で見た、震災のあの日とその後。 著者の中から絞り出されたような思いを感じる作品でした。 日常生活に支障を来たしただけだった関東地方に住む私が、報道で見たり想像していた以上の当事者の思いが溢れていました。 真実を知ることは大切。 それを知るために、当事者である著者が作品として残して下さったことに頭が下がります。 浅葱幕の青と白。 海と空と波と雪と白鳥の青と白。 深く印象に残る作品となりました。
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