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日本語を作った男 上田万年とその時代
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 集英社インターナショナル |
発売年月日 | 2016/02/01 |
JAN | 9784797672619 |
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商品レビュー
3
7件のお客様レビュー
●「日本語を作った男」とはどういうことかと思ったが、現代日本語の発音を反映する新しい仮名遣いを使うことを決めた「国語」を作ることに上田万年という男が邁進したということであった。
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上田万年(かずとし)という人だけを扱ったわけではない、上田万年の伝記。明治時代~昭和初期にかけての、日本語の文字や表現をめぐるいろいろな事件が取り上げられていてとても興味深いし実際面白い本である。 板倉聖宜著『脚気の歴史』(仮説者)では、最後まで(自分が真っ先に勉強したからと...
上田万年(かずとし)という人だけを扱ったわけではない、上田万年の伝記。明治時代~昭和初期にかけての、日本語の文字や表現をめぐるいろいろな事件が取り上げられていてとても興味深いし実際面白い本である。 板倉聖宜著『脚気の歴史』(仮説者)では、最後まで(自分が真っ先に勉強したからという自負心で)西洋医学のみにこだわってかえって脚気患者を増やしてしまった優等生の医学博士森鴎外(森林太郎)が、この本では、やはりこれまた文学博士として日本語の変革にブレーキをかける役をしていたことがよくわかる。誰彼かまわず論争を挑む姿は…自分が一番にならないとすまなかった超優等生が森鴎外だったんだなあ。悲しい人だ。ま、面白い作品は書いているけどね。 その点、上田万年は、なかなか頼もしい人だったようだ。 本書には、政治家や文豪など、名前も作品もよく知っている人、名前(作品題名)だけ知っている人、名前さえも知らない人たち有名人がたくさん出てくるよ~。みんないろいろつながっていたんだな。
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※このレビューにはネタバレを含みます
上田万年(かずとし) バジル.ホール.チェンバレンの弟子。博言学、言語学者 明治元年(1867年)生まれ。 齊藤緑雨、尾崎紅葉、正岡子規、幸田露伴、宮武骸骨、南方熊楠、夏目漱石....も元年生まれ。 武士の時代が終わって30年、候文を止め、皆がわかる言葉を作る。我が国の国字と国語をどのようにするべきか?元年生まれの上田達が、言文一致の国語を作ろうと翻弄する。 森有礼、新島襄、内村鑑三、森鴎外、西周、前島密、福沢諭吉、西村茂樹、外山正一、 歴史上の人物の各々の意見を読むにあたり時代背景が浮かび上がり面白い。 ひらがな派や、ローマ字派、漢字派等?今更ながらびっくりです。 徳川期の旧文章は漢文。漢文訓読体。 公式文章として、そのまま昭和20年1945年まで使われていた。 「言文一致」に以降するために、文学の影響が大きいことは承知していたが、小学校唱歌、童謡もしかり。 猪瀬直樹氏の「唱歌誕生」を読んでみたいと思った。 話が山盛りで読みにくく時間を要してしまったところが残念。
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