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南シナ海が“中国海"になる日 中国海洋覇権の野望 講談社+α文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2016/01/22 |
JAN | 9784062816434 |
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南シナ海が“中国海"になる日
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まず第一に、変な邦題やめろと。買いにくい/触手が伸びないから。 で、変な邦題と違って、内容は北京に優しい。優しいというか、北京が最期は理性的にふるまうのでは無いかという期待に満ちている。 で、それはそれとして、南シナ海沿岸国について、現地取材を元に丹念に述べている。マレーシアがそ...
まず第一に、変な邦題やめろと。買いにくい/触手が伸びないから。 で、変な邦題と違って、内容は北京に優しい。優しいというか、北京が最期は理性的にふるまうのでは無いかという期待に満ちている。 で、それはそれとして、南シナ海沿岸国について、現地取材を元に丹念に述べている。マレーシアがそれほどまでに求心力に欠けているとは知らなかった。シンガポールについての評価がぶれるのは、西洋人として認めがたい政治制度と、現状のギャップを埋めきれないのだろう。そして、何をどうしても未来が開ける展望が感じられないフィリピン。。。 フィリピンが破綻国家じゃ無ければ、中国が簡単に南シナ海に進出は出来なかったわけでなあ・・・
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中途半端にインテリな米国人にありがちな近代日本に対する断罪的な書き方を読んだときはどうかと思ったけど、南シナ海を囲む国々の特徴を、自らの目で見たものと数字から捉えて上手く説明している。 ミアシャイマーによるところの水の制止力により太平洋で悲惨な戦争が起こる見込みはないし、海での争...
中途半端にインテリな米国人にありがちな近代日本に対する断罪的な書き方を読んだときはどうかと思ったけど、南シナ海を囲む国々の特徴を、自らの目で見たものと数字から捉えて上手く説明している。 ミアシャイマーによるところの水の制止力により太平洋で悲惨な戦争が起こる見込みはないし、海での争いは制服を着た軍人だけが犠牲になることから倫理的な問題ではなく純粋に軍事的地政学的なことに終始する。 東南アジアがフィンランド化してしまうのではないかという問い、そしてそれは米国のコミットにかかっている。カリブ海の歴史と比較しての南シナ海、アメリカの地中海とアジアの地中海。1億の人口を持ち中級の力を持つ国になり得るベトナム。マレー系、中華系、イスラム系混じる多民族国家のマレーシア、イスラム教を積極的に取り入れたマハティール。よい独裁者のいるシンガポール、どのようにしてリークアンユーが作り上げたか、中東の独裁者たちとの違いや儒教的な背景について。アジアの発展から取り残されたフィリピン、実質的なアメリカの植民地でその大きな投資によっても変わらなかった。アジアのベルリンとしての台湾、蒋介石の再評価。これらの国々において潜水艦の重要性。
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