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損したくないニッポン人 講談社現代新書2335
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損したくないニッポン人 講談社現代新書2335

髙橋秀実(著者)

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損したくないニッポン人 講談社現代新書2335

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2015/09/18
JAN 9784062883351

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商品レビュー

3.4

15件のお客様レビュー

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2020/10/17

<感想> 本書を読んで「健康のためなら死んでもいい」というジョークを思い出した。本書には損をしないためにコストに合わない努力をする人々が出てくる。俯瞰して眺めると明らかに非合理的なのだが、当人たちにとっては目先の小さな損得を回避することが正義になるらしい。 特に「自分の得」を「相...

<感想> 本書を読んで「健康のためなら死んでもいい」というジョークを思い出した。本書には損をしないためにコストに合わない努力をする人々が出てくる。俯瞰して眺めると明らかに非合理的なのだが、当人たちにとっては目先の小さな損得を回避することが正義になるらしい。 特に「自分の得」を「相手の損失」で測る人々の存在は身につまされた。 損得は比較の中で生まれる。比較対象が無ければ主観の満足度しかない。「損したくない」は同程度の他者との比較から生まれる感情なのだ。 最終章の年配のご婦人たちのコメントは「損したくない」感情を見事に昇華した偉人のようでもあり、哲学者の雰囲気も感じさせる。「損したくない」感情に振り回され苦しんでいた自分自身にとっては、まさに目から鱗が落ちる思いであった。 「「失敗するのもこれまた一興」であり、「せっかく生きているんだから、失敗を楽しまないとそれこそ損じゃないですか」 「一興」という日本語は心に刻んでおきたい。辛いときに呟くマイ呪文にしようっと。 <アンダーライン> ・輝かしい底値 ・最終的に最安値を確認できるのは最後のスーパーを確認した時で、実際買うにはそこから最安値のスーパーまで戻らなければいけない ・知ると損した気分になる ・(ポイント)小さな得の積み重ねは大きな損に通じているのではないだろうか ・企業に損させることが彼女の得ということらしい ・価格と値段 ★生きているだけで、私たちはリスクを取っている ・「分からなさ」を数値化したものを「リスク」と呼ぶ ★現在価値 ★後悔はありますけどね。後悔は損じゃないから ★口にしたら本当に損になっちゃうでしょ ★損しているのを「損している」と言ったって何の意味もないでしょう。愚の骨頂じゃないかしら ★現実の損得を考えたら、結局損するからです。底値だと思って買っても次の日になるともっと安くなっているかもしれないでしょう。 ★たまたま安いモノに出くわせば「ラッキー!」と得した気分になるし、高いモノを買って失敗するのもこれまた一興です。「あっ失敗しちゃった」っていうのも楽しいじゃないですか。せっかく生きているんだから、そういうことを楽しまないとそれこそ損じゃないですか

Posted by ブクログ

2018/11/20

損したくない生き方をしているのに、よくよく考えてみれば人生に損をしている人が多い。買い物に一円を気にする生き方が快適なのか?良く考えるべきだ。

Posted by ブクログ

2018/11/05

貨幣愛だとか行動経済学だとか、そういったことに興味があって読んだ。ヒデミネ節は楽しめるが、議論が深まっていかない感じであった。 「損失回避の原則」に疑問を呈しているが、この本はほぼ全編その話をしているような。ただ二者択一問題に対する、設問の裏をムダに読むような勘ぐりはおもしろい...

貨幣愛だとか行動経済学だとか、そういったことに興味があって読んだ。ヒデミネ節は楽しめるが、議論が深まっていかない感じであった。 「損失回避の原則」に疑問を呈しているが、この本はほぼ全編その話をしているような。ただ二者択一問題に対する、設問の裏をムダに読むような勘ぐりはおもしろい。 東京リスクマネージャー懇談会によるリスクの定義の矛盾はその通りと思う。リスクとは、本来的には「不測の」要素があると思うのだが、金融工学では事例の数が多ければ予測可能なものという概念になっていると思う。オッズも読めないものは不確実性として別に整理しないといけないことに。 季刊誌『セオリー』への連載を再構成したもの

Posted by ブクログ

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