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繭と絆 富岡製糸場ものがたり
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2015/08/26 |
JAN | 9784163902845 |
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繭と絆 富岡製糸場ものがたり
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商品レビュー
4
3件のお客様レビュー
富岡製糸場に行ったことがきっかけで手にとった1冊。 富岡製糸場の初代工場長・尾高惇忠の娘・勇を主人公に描かれた歴史物語。 渋沢栄一との繋がりや富岡製糸場の初期の様子を知ることができ、なかなか興味深かった。 武家の娘たちがプライドを持って工女として働きはじめ、官営の労働環境も整備さ...
富岡製糸場に行ったことがきっかけで手にとった1冊。 富岡製糸場の初代工場長・尾高惇忠の娘・勇を主人公に描かれた歴史物語。 渋沢栄一との繋がりや富岡製糸場の初期の様子を知ることができ、なかなか興味深かった。 武家の娘たちがプライドを持って工女として働きはじめ、官営の労働環境も整備されていた工場の様子は魅力的に見えた。 糸を紡ぎながら、人間同士の絆を紡ぎながら… 終盤、尾高惇忠が工場長を解雇されるあたりから雲行きが怪しくなってきて女工哀史か…と切ない気分になったけれど、富岡製糸場が官営で起ち上げられた意味はきっとあったのだと感じられる物語だった。
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世界遺産に登録されている富岡製糸場。 数年前に行ったことがあるけれど、世界中のほかの世界遺産にくらべると、見劣りするかもしれません。 富岡製糸場が世界遺産として登録された理由は、世界の絹産業発展や絹の大衆化に貢献したことであるわけで、建物の美しさや立派さが評価されたわけではないと...
世界遺産に登録されている富岡製糸場。 数年前に行ったことがあるけれど、世界中のほかの世界遺産にくらべると、見劣りするかもしれません。 富岡製糸場が世界遺産として登録された理由は、世界の絹産業発展や絹の大衆化に貢献したことであるわけで、建物の美しさや立派さが評価されたわけではないということです。 そんな富岡製糸場の成り立ちや、日本の発展に貢献した人々たちのドラマが味わえる本書。思っていたより面白くて、ページをめくるのが捗りました。 富岡製糸場の初代場長、尾高惇忠の娘、勇が主人公。清三郎との結婚がもうすぐ... という時に、富岡製糸場の工女になるよう父に命じられます。 清三郎との結婚もいったん白紙になってしまい、お互いギクシャクしてしまうし...辛いっ! しかし親子で製糸場での一からスタート、軌道にのせるまでのストーリーがめちゃくちゃ面白い...そして勢いがあれば衰えもあり、せつない。 途中、叔父であり戦死した平九郎のエピソードあり、今話題の渋沢栄一も登場するし、日本の近代化の歴史もうっすら学べてよかったです。 繭を紡ぐことを、家族の絆の象徴としているのが素敵ですね。
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富岡製糸場の初代場長・尾高惇忠(渋沢栄一の義兄だったとは!)と、その娘で工女第一号となった勇の物語。富岡製糸場誕生時の苦労やら工女たちの暮らしぶりやらが描かれているのだけれど、和田英著『富岡日記』を読んでいたからか、あまり蒙を啓かれることなく終わってしまった感じ。ただ、繭の糸が繋がっていく様子を人間の繋がりに譬えていたのはよかったと思う。
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