シニアのための堅実な資産運用 ゆとりのある生活のために

藤波大三郎(著者)

• 販売会社／発売会社: 松本大学出版会
• 発売年月日: 2014/07/01
• JAN: 9784902915204

商品レビュー

2016/01/27

読みやすい本です。誤字脱字が多い。とにかく多い。今まで読んだ中で一番多い。内容は参考になりました。例えば、人はなぜか不規則に動いているものでも、あるトレンドがあるように感じますと書いている。ネットで調べると、ランダムの中の規則性と出てくる。投資において、テクニカル分析を完全に否定している。テクニカル分析で成果を出せなかったのは、自分の能力の問題ではなく、意味の無いことを繰り返していただけだった。また、値下がりが生じた場合に感じる不安への対処策についても書かれている。不安を人とともに眺めることにより不安の客体化ができ、冷静な判断力を維持しやすくなりますとのこと。星を５個にしたい内容だが、誤字脱字が多かったので、４個にしました。内容は、５個で、第５章だけでも読む価値はあったと思います。

2015/07/03

頻繁な価格変動の観察は投資からの撤退を招く。とくに値上がり時に売却しやすい。頻繁な情報分析は良いことではない。

ビルディング・ブロック法。リスクプレミアムを積み上げる。

物価連動国債のブレイクイーブンインフレ率を見る。今後のインフレ率の予想。

フォーミュラ投資（機械的投資）人間の弱さを排除する。

シラー氏のバブル判定。過去１０年の利益をベースに株価収益率を算出し、２５倍を大きく超えればバブルである。
１９９０年１月から１年間、バブルであるとは誰も気が付かなかった。

成長株投資と割安株投資。割安株投資は有利で効率的市場仮説からはアノマリーのひとつ、割安株効果と呼ばれている。
上昇時は割安株投資がよく、下落時は成長株投資がよい。

ヂュレーションコントロール＝債券の期間と利回りのコントロール。

定額取り崩しよりも定率取り崩し（残高に対して一定の割合で取り崩す）のほうがよい。