選ばれる税理士事務所のつくり方

智創税理士法人(著者)

• 販売会社／発売会社: ぎょうせい
• 発売年月日: 2015/07/01
• JAN: 9784324100240

商品レビュー

2016/05/14

税理士事務所の運営、事業承継について解説。税理士事務所は、職員10人未満が全体の約91％。業界上位9％に仲間入りするには、売上額7,000万円を超えればよいという極めて偏った業界構造だ。その多くを占める個人税理士事務所にとって所長の命運次第で今後の継続が決する。所長が死んだら、顧問先も職員もバラバラだ。そういったリスクを軽減するため、本書では税理士事務所の法人化を説く。法人化すれば自分が死んでも他の社員税理士が運営を継続してくれるから、顧問先を奪われることもなく、職員の就業が維持できる。全編を通じて筆者の熱い語りが伝わってくるが、内容的には田舎の税理士事務所の所長だなといったイメージ。経営スタイルについては真似できないし、しようとも思わなかった。どうでもいいが、筆者は検査入院（食道に食べ物が使える違和感があったらしい。）でもって、今後の自分の事業承継について入院期間中に思い巡らして法人化に至ったそうだが、その検査入院の結果がどうだったのか？気になった。
P167
私は、今でもトイレは素手で掃除しています。便器って、素手で磨いた方がキレイになるんですよね。素手で便器を掃除する。これも、私が先陣を切りました。「どう？キレイでしょう。みんなもやってみて」というと、初めは「えっ・・・・。」という顔をする人でも、一度素手で触れてしまえば、もう怖いものはない。ほんとうにピカピカになります。
余談ですが、バイ菌って、実は便器の周りなんかよりも、外出して、いろんなものに触ったりして帰ったきた自分の手のひらに付いている数の方が多いのだそうです。だから、トレイ掃除の前には、まず手を洗わないと便器が汚れちゃいます（笑）。