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国を救った数学少女
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国を救った数学少女

ヨナス・ヨナソン(著者), 中村久里子(訳者)

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国を救った数学少女

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 西村書店
発売年月日 2015/07/01
JAN 9784890137244

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商品レビュー

3.6

44件のお客様レビュー

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2023/04/06

スウェーデンの作家「ヨナス・ヨナソン」の長篇ミステリ作品『国を救った数学少女(原題:Analfabeten som kunde rakna、英題:The Girl Who Saved the King of Sweden)』を読みました。 「ヨナス・ヨナソン」の作品は一昨年の6...

スウェーデンの作家「ヨナス・ヨナソン」の長篇ミステリ作品『国を救った数学少女(原題:Analfabeten som kunde rakna、英題:The Girl Who Saved the King of Sweden)』を読みました。 「ヨナス・ヨナソン」の作品は一昨年の6月に読んだ『窓から逃げた100歳老人』以来ですね… 久しぶりの北欧ミステリです。 -----story------------- 人種差別の激しかった南アフリカで、暮らしのためにし尿処理場で汲み取り桶運びに明け暮れる女の子がいた。 「ノンベコ」13歳。 天才的な数学の才能はあるけれど学校には行ったことがなく、だから当然読み書きのできないこの少女が、大人になって遠くスウェーデンの国王と首相の命を救うことになろうとは、本人も含め誰も予想だにしていなかった… 物語の舞台は南アフリカからスウェーデンへ。 開発の途上で余ってしまった爆弾1個をめぐって、そっくりなのに全然似てない双子、いつもへべれけの爆弾開発者、じゃがいも農家の伯爵夫人、のん気な王様、きれい好きな首相、モサド諜報員、そして「胡錦濤国家主席」まで、ひと癖もふた癖もある人物が入り混じって、てんやわんやの大騒ぎ。 爆弾は誰の手に?  「ノンベコ」の恋の行方やいかに? そして、スウェーデン王は共和主義者の魔手から無事逃れられるのか?! ----------------------- 前作『窓から逃げた100歳老人』と同じく、コメディ&エンターテイメント要素が強い作品で、大人向けのお伽話的な軽いミステリとして愉しめました… 史実にフィクションを巧く織り交ぜたドタバタ騒動劇で、随所に光るブラックユーモアが印象的な作品でしたね。 原子爆弾はだれのもの―? アパルトヘイトの象徴である南アフリカ・ソウェト地区出身で、母親がシンナー中毒で学校にも通えず、5歳のときから糞尿運びの仕事をするという劣悪な環境で育ち、わけあって原子力研究所で掃除婦として働くことになった天才数学少女「ノンベコ」は、この世に存在していてはいけない原子爆弾をたまたま手に入れてしまったから、さぁ大変… しかも、原子爆弾とともにスウェーデンに辿り着いた彼女が巡って出会うのは、どこかふつうじゃない人ばかり、、、 見た目は瓜二つで名前まで同じなのに似てない双子の「ホルゲル(1号)」と「ホルゲル(2号)」、自称すご腕だがちょっと間抜けなイスラエル諜報員「A」と「B」、不法滞在の中国人3姉妹、さらにはのんきなスウェーデン国王「カール16世グスタフ王」やきれい好きの「ラインフェルト首相」、中国の「胡錦濤(こきんとう)国家主席」まで巻きこんで… 心臓発作で死亡したばかりの男の殺害、警察からの逃亡、原子爆弾の炎上阻止、「ホルゲル(1号)」のパラシュートなしの高度600メートルからの大ジャンプ、そして「カール16世グスタフ王」が白いシャツに赤い血のシミを付けながら3羽の鶏を斧でさばいたり、「ラインフェルト首相」がブランド物の燕尾服と革靴を泥だらけにしながら畑でジャガイモを収穫したりと、てんやわんやの大騒動。 「ノンベコ」の機転の利いた行動で、原子爆弾は無事にスウェーデンから国外に持ち出され、「ノンベコ」と「ホルゲル(2号)」は幸せな家庭を築く… というエンディングも良かったですね、、、 「ノンベコ」の頭の良さに加え、卓越したコミュニケーション能力が、世界の平和を守りましたねー 時折、笑いながら、愉しく読めました。

Posted by ブクログ

2023/01/23

こういう小説を「怒涛の伏線回収」っていうんだろうな。久々に小説で涙が出るまで笑った。元々の小説も良いのだろうけど、翻訳も良いのかな。

Posted by ブクログ

2022/09/17

読書メーターから移記 完璧な完成度のエンタメ小説。読書の楽しさをあらためて感じられる最高のどたばたで、現実社会のシニカルな面もあって、莫迦話にもなってないことも素晴らしい。気分転換に最高の一冊かも。タイトルだけが違和感。

Posted by ブクログ

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