SWITCH(VOL.33 NO.5)

スイッチ・パブリッシング

• 販売会社／発売会社: スイッチパブリッシング
• 発売年月日: 2015/04/18
• JAN: 9784884183684

商品レビュー

2018/11/18

特集のタイトルが『ジャズタモリ』とあったので入手した一冊。タモリの魅力満載で読み応えたっぷり。
まず、表紙から巻頭に続くタモリの写真が秀逸。雪景色の中でトランペットを奏でる黒ずくめのタモリ。微笑んでいるのか微笑んでいないのか、どちらともいえない表情はこの人ならでは。
そして、本編はタモリ本人へのインタビューのほか、ゆかりのある人たちの記事が続く。そこに出てくるコメントで気になるものをピックアップ。

「技量と想像力、アドリブ力」
「向上心は一種の邪念」
「無責任に周辺を見ているぐらいがちょうどいい」
「やる気のある人って、物事の中心部分しか見ないんです。でも面白いものって意外とその周辺にあるような気がしていて。やる気のあるやつは真ん中だけを見ていきり立ってるから、いつまでたっても面白いことができない」
「その場でどんなことが起きるかわからない。でも何が起きてもその傷を拾って挽回していかないと、生（番組）なんて無理」
「いまその場で起きることがいちばん面白いという想い」

タモリのことを書いているのか、ジャズのことを書いているのか、わからなくなってきた。。。そうか、やっぱりタモリはジャズなのか。
あぁ、「ヨルタモリ」が観たい。

2015/08/09

ヨルタモリのジャズ喫茶マスターのモデルである菅原氏を訪ねるページは2人の阿吽の関係が素敵。もっとタモリさん本人が好きなアルバムとかを語り倒してるのかと期待してたけど…「一番困る、その質問」と一蹴、だそうです(^o^)

2015/06/21

「ロックンロールな人」は、自他共に認める人も、自称も含めて、よく聞くし、よくいる。

私も、「ロックンロールな人」に憧れている気がしていた。しかし、世の中には、「ジャズな人」がいて、その人たちの生き様を知ったとき、自分が本当に憧れていたのは、こっちだと気付いた。

だからか。タモリさんのキャラクターに惹かれるのは。かっこいいな、と思うのは。