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津波の墓標 徳間文庫カレッジ
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津波の墓標 徳間文庫カレッジ

石井光太(著者)

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津波の墓標 徳間文庫カレッジ

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 徳間書店
発売年月日 2015/03/01
JAN 9784199070273

津波の墓標

¥220

商品レビュー

4

5件のお客様レビュー

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2022/03/20

テレビなどでは知り得ない当時の生々しい状況や人々の混乱を知ることができた。二度とこんなこと起こってほしくない。

Posted by ブクログ

2021/03/21

著者の別作品の「遺体」では東日本大震災を、遺体の処理を軸に書かれていたが、この作品では、震災をどう乗り越えたかという話のほかに、復興への失敗談なども読めて貴重だった。 避難所でのいじめ、暴力、 被災地での窃盗、 被災者とボランティアの方々との軋轢、無神経にはしゃぐボランティアの方...

著者の別作品の「遺体」では東日本大震災を、遺体の処理を軸に書かれていたが、この作品では、震災をどう乗り越えたかという話のほかに、復興への失敗談なども読めて貴重だった。 避難所でのいじめ、暴力、 被災地での窃盗、 被災者とボランティアの方々との軋轢、無神経にはしゃぐボランティアの方など。 今後またどこかで自然災害が起きた時のためには、美談よりも失敗談を集めた方が今後の役にたつと思うので、 被災者、ボランティア、野次馬等のもっとトラブル事例に特化した本が出版されるといいのに感じた。

Posted by ブクログ

2015/04/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

今までに読んだ震災関係の本はおよそ“良い話”でしたが、本作は影の部分にもスポットが当てられている、という印象。火事場泥棒や、被災者によるボランティアスタッフへのセクハラなど、読んでいて嫌な気分になるところも多々。また、凄惨な現場の描写も読むのがとても辛い。 けれど、どれも目を背けてはいけない現実なんでしょうね。 そうした点で必読感はあるものの、本作の非常に残念な点は、報道する側の人間は時として被災者の意向に反して傷ついた現場の状況を写真に納めたりレポートしなくてはならないことを、「もっと酷いことをしてる(一般の)人がいる」と言い訳していたこと。 そこは罪悪感を持ちつつも、言い訳すること無く使命感を優先させて断行して欲しいところ。言い訳するくらいなら、そんな仕事止めちまえと思っちゃうわけで。

Posted by ブクログ

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