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浜田真理子(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 本の雑誌社
発売年月日 2014/11/01
JAN 9784860112639

胸の小箱

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商品レビュー

4.7

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2021/01/11

浜田真理子さんのことは、故久世光彦(演出家で小泉今日子の師匠)のエッセイ『マイ・ラスト・ソング』を題材にした音楽舞台でで知りました。ピアノが浜田さん、小泉今日子が朗読の音楽舞台でシリーズ化されています。僕は、世田谷パブリックシアターとbillboard Live tokyo で観...

浜田真理子さんのことは、故久世光彦(演出家で小泉今日子の師匠)のエッセイ『マイ・ラスト・ソング』を題材にした音楽舞台でで知りました。ピアノが浜田さん、小泉今日子が朗読の音楽舞台でシリーズ化されています。僕は、世田谷パブリックシアターとbillboard Live tokyo で観覧しています。 元々、キョンキョンがフックで興味をもった舞台ですが(久世さんとキョンキョンの関係も知っていたし)、行ってみたら浜田さんのピアノがもの凄く良い。弾き語りがバッチリで、どんな人なんだろうと調べていったら、なかかな面白い人でした。 2004年の『情熱大陸』、2006年のAERA『現代の肖像』に取り上げられたときはまだ、松江でOLをしながら音楽活動をしていました。いまはOLは辞めていますが、普段は松江に暮らしているはずです。 というようなメジャーになる前のこと、子供の頃からのことがわかる事実上の「自叙伝」です、エッセイと言ってますが。 2箇所に連載されていたものを並べ替えて加筆修正しているので、話が飛んでいるところもありますが、それもリアリティがあって面白い。そして、文章はうまいと思います。引きつける書き方をされます。浜田さんの人生がなかなかぶっ飛んでいて「素材」そのものが面白いのですが、それが伝わってくる文章です。 すでに絶版になっているのが惜しい。古本なり図書館で借りるなりして、読んだ方がいいと思います。特に音楽好き人と島根県に関わりのある人。 https://amzn.to/39lK84t

Posted by ブクログ

2017/05/28

今、もっともお気に入りであるピアノ弾き語りの「浜田真理子」。島根県松江市在住の浜田さんが、地元誌に連載した文章をまとめた本を読みました。 重厚さを持ちながら透明感をもつvocal、ある種の迫力を感じさせる歌詞。独自の世界を作り出す浜田さんの世界の背景を、少しですが知ることができ...

今、もっともお気に入りであるピアノ弾き語りの「浜田真理子」。島根県松江市在住の浜田さんが、地元誌に連載した文章をまとめた本を読みました。 重厚さを持ちながら透明感をもつvocal、ある種の迫力を感じさせる歌詞。独自の世界を作り出す浜田さんの世界の背景を、少しですが知ることができたように思います。 出会い・別れ・悩み…、誰しもが通る道ですがそれぞれによって違いがありますよね。浜田さんの歌を聴きながら、もっといろいろ感じたいと思いました。 お勧めの一冊、ぜひCDも聴いてみてください。 最新CD「 Town Girl Blue 」 http://www.hamadamariko.com/discography/#VSCD9725

Posted by ブクログ

2014/12/16

自営の飲食店の二階に暮らし、引越を重ね、転校があり、置屋に下宿し、ナイトクラブで奏で、両親に別れが訪れる。その生い立ちに自分の身を置いたなら今どうあるんだろう。幼いうちから出会いと別れの多い人生で、次々と迎える分岐点において自分を貫けるのか、それともくじけちまうのか。いやいや、真...

自営の飲食店の二階に暮らし、引越を重ね、転校があり、置屋に下宿し、ナイトクラブで奏で、両親に別れが訪れる。その生い立ちに自分の身を置いたなら今どうあるんだろう。幼いうちから出会いと別れの多い人生で、次々と迎える分岐点において自分を貫けるのか、それともくじけちまうのか。いやいや、真理子さんとて時に迷い、くじけながらも信じた道を歩んできたんだね。彼女の歌に出会って6年余り、どうやってあの魅力を備えたんだろうと思うも遠い存在。されど、彼女の胸の小箱の一つを覗かせてもらってちょいと納得。恋愛の箱はチラリと…

Posted by ブクログ

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