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見てしまう人びと 幻覚の脳科学
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見てしまう人びと 幻覚の脳科学

オリヴァー・サックス(著者), 大田直子(訳者)

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見てしまう人びと 幻覚の脳科学

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2014/10/25
JAN 9784152094964

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商品レビュー

3.6

12件のお客様レビュー

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2021/11/26

「HALLUCINATIONS」不思議の国のアリス症候群は知識として持っていたけれど、脳の機能として(脳を誤情報が通過する際の間違えとして)要塞スペクトルというのが走ってしまうという事が脳に予めインストールされているというのは驚いた。私は予期発作の前兆として輪郭の極端なまでの強調...

「HALLUCINATIONS」不思議の国のアリス症候群は知識として持っていたけれど、脳の機能として(脳を誤情報が通過する際の間違えとして)要塞スペクトルというのが走ってしまうという事が脳に予めインストールされているというのは驚いた。私は予期発作の前兆として輪郭の極端なまでの強調が「嫌悪」と同調して起きる。この本には様々なHallucinationsの事例として独立した「幻覚」と感情を伴う「共感覚付き幻覚」(通常、人が見る夢は大半が感情と接続されている)が大量に事例が上がっており、私のこの輪郭強調と嫌悪の共感性は「そういうものなのだ」とやっと納得出来た。また、私は長年の睡眠障害(昨年、非24時間睡眠覚醒症候群だとついに解明しほぼ全ての睡眠の苦しみから開放された)から文中にあるマイクロスリープが余りにも多く、数こそ少なかれどこれも文中にあるとおり「あまりの強烈さに一度経験しただけで忘れる事が出来ぬ」激烈さを持って体験した事が出眠時幻覚(激烈なる恐怖と嫌悪の共感覚付き)であったことが分かってこれも良かった。また、幼少時に限った際に数度起きた数字が指数的に積み上がっていて宇宙の秩序を破壊してしまう恐怖を伴う譫妄(私の場合は宇宙ではなく子供なのに「借金」のようなものとして解釈した)が「算数譫妄」という用語としてズバリそのまま出てきたことに大変に驚いた。こんなマニアックで説明し難い体験が世界中で起きてるとは言わなくても、ままある譫妄の一つ、少なくとも類型化可能な程度にはよくある、ということが判明するこの驚き。私が頭を二度打っている事は私の人生には何か影響があったのか、これはもはや分かりそうにないけれど若干に興味が湧いた。一つは7針の大怪我で、特にもう一つ気になる方は外傷こそないが私はただ普通に立ったままで、走り込むように近寄ってくる母、救急隊に促されるままに横になる自分を非常に冷静に感じており、何一つ問題が起きていないのに、家族の中では「大事故」、私の中では「遊び」という食い違いが起きた頭部への衝撃だ。私は間違いなく「自分の意思で喋られない・応答しないことを選んだ」確信があったが、母曰く、私が頭部CTやらMRIやらの画像を指差して「それは誰の頭?」と私が言い出すまでの時間は地獄のような恐怖だったらしい、私は今でも頑なに「自分で喋らないことを選んだ確信がある」が、本文中にはこのような客観的に誤った状況についてどれだけ理性的に説明し場合によっては状況を本人が理解しても本人が頑なにそれを認めない状況が繰り返し登場する。私の場合はどちらだったのだろう?これだけは本書を読んでも最後まで謎が解けなかった。不思議の国のアリス症候群についてはもう慣れたので別に良い、害は無い。本文中のシャルル・ボネ症候群と同じなのでこれも実に体感としてよく分かる。本書はある意味「幻覚=精神異常者」との偏見修正との戦いの一冊でもあると言える。人間には四肢が予めプリインストールされており、人間の脳にはどれだけ理性的に思考しようとも贖い難い確信(決定的肯定)・恐怖(回避不能な嫌悪)の決定機構が備わっており、その他ありとあらゆる脳の生理学的な現象が、芸術・一般的に受け入れられやすい模様・更には幽霊・天使・悪魔・ドッペルゲンガー・臨死体験・神そして宗教を形作っていることが読みとれ、実に面白かった。そしてそれは前述の贖い難い確信・恐怖の決定機構から、一度こうだと自分で「分かって」しまえばそれは容易には覆られず、これが人間の数千年に渡る宗教制度を形作り、ジャレド・ダイアモンドやユヴァル・ノア・ハラリの云う「共同幻想」という人間の大反映を決定的にした機構なのかもしれない(それは偶然獲得したものなのか、何か必要に迫られたのか、これは進化論や進化心理学更には考古学が関わってくる為更に解明は困難であろう)。

Posted by ブクログ

2019/05/26

今話題の不思議の国のアリス症候群についてもちらっと 見えちゃう人に対してはつい合わせちゃうんですけどね~・・・

Posted by ブクログ

2018/10/11

人間がものを見たり、聞いたり、触ったり、味わったり、嗅いだりすることができるのは奇跡的なことのようだ。体の各部位と脳との精緻なネットワークでそれが実現されている。そのひとつでも欠けたり不具合が生じると、目や耳に異常がなくても、見たり聞いたりすることが正常にできなくなってしまう。そ...

人間がものを見たり、聞いたり、触ったり、味わったり、嗅いだりすることができるのは奇跡的なことのようだ。体の各部位と脳との精緻なネットワークでそれが実現されている。そのひとつでも欠けたり不具合が生じると、目や耳に異常がなくても、見たり聞いたりすることが正常にできなくなってしまう。そんな自体にも脳は一生懸命に解決しようと働く。そのときに幻覚や幻聴が現れる。

Posted by ブクログ

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