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リンバロストの乙女(上) 河出文庫
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リンバロストの乙女(上) 河出文庫

ジーン・ポーター(著者), 村岡花子(訳者)

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リンバロストの乙女(上) 河出文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社
発売年月日 2014/08/06
JAN 9784309463995

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リンバロストの乙女(上)

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4.2

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2024/03/26

赤毛のアンの翻訳者、村岡花子の名訳が光る作品。赤毛のアンが大好きなので、すっかりはまってしまった。 ストーリーもさることながら、リンバロストの森の自然の表現が素晴らしい。また、蛾の羽化の様子が本当に美しく描かれている。 主人公エレノアの美しい心とリンバロストの自然に囲まれ、私も浄...

赤毛のアンの翻訳者、村岡花子の名訳が光る作品。赤毛のアンが大好きなので、すっかりはまってしまった。 ストーリーもさることながら、リンバロストの森の自然の表現が素晴らしい。また、蛾の羽化の様子が本当に美しく描かれている。 主人公エレノアの美しい心とリンバロストの自然に囲まれ、私も浄化された思いがした。 下巻の梨木香歩の解説は、一読の価値あり。

Posted by ブクログ

2024/02/28

翻訳者、村岡花子さんと言えば「赤毛のアン」シリーズだが、この物語は知らなかった。グリーンの森と黄色い帝王蛾が描かれた上巻から読み始める。 「骨折り仕事だけで、無知のまま一生を暮らすのはいやだ」リンバロストの美しい森に母と住むエルノラは、町の高等学校へ進学した。 初日に教科書もな...

翻訳者、村岡花子さんと言えば「赤毛のアン」シリーズだが、この物語は知らなかった。グリーンの森と黄色い帝王蛾が描かれた上巻から読み始める。 「骨折り仕事だけで、無知のまま一生を暮らすのはいやだ」リンバロストの美しい森に母と住むエルノラは、町の高等学校へ進学した。 初日に教科書もなくみすぼらしい身なりを笑われた彼女は、授業料がいることを聞き呆然となる。なぜ母は知っていたのに、学校行きに賛成しながらも話してくれなかったのか…。 娘を冷遇する母親にも辛い過去がある。 夜の沼に向かい、溺死した夫を「返せ」と叫ぶ姿は壮絶だ。エルノラに愛情深く接するマギーおばさんとウェスレイおじさんがいて良かったと思う反面、終盤で明かされる"夫の死因"をなぜ本人に言わなかったのだろう…。 「勉強をしたい。できれば大学にも行きたい。」賢く努力家のエルノラは、収集した蛾や繭、インディアンの石器を鳥のおばさんに買ってもらい学費に充てる。 立派に成長したエルノラは、送別式の夜ついに母の仕打ちが許せなくなる。 頑なさを捨てられず、人と張り合いながら自分の正当性ばかりを主張する母親。娘が自分を必要としていないことを知り、初めてエルノラに赦しを乞う気持ちになれたようだ。母と娘の関係はこれからどう変化していくのだろうか。下巻を読むのが楽しみだが、思わぬ展開も待ち受けていそうで怖くなる。

Posted by ブクログ

2018/12/01

◆◆ ベッドでミステリー ◆◆ 第四十二回 ・・・ 第四十二回 「リンバロストの乙女」 ・・・ これはカナダの偉大な(と私は思います)作家兼博物学者であるジーン・ポーターの代表作です。 ジーン・ポーターその人そのものがかなりの女傑だったらしく、150センチくらい、と非常に小柄...

◆◆ ベッドでミステリー ◆◆ 第四十二回 ・・・ 第四十二回 「リンバロストの乙女」 ・・・ これはカナダの偉大な(と私は思います)作家兼博物学者であるジーン・ポーターの代表作です。 ジーン・ポーターその人そのものがかなりの女傑だったらしく、150センチくらい、と非常に小柄ながら、12人の子どもを育てながらその家はいついっても気持ちよくかたづき、前触れなしにいっても暖かい食事とお茶が出てきた、とどこかに書いてあったと思います。 その上で彼女は近くにあるリンバロストという沼の生物の研究者で(夫は心配して、沼地に出掛けるときはいつも一緒についてきてくれたそうな……そういう男を捕まえるのも実力かね?(^^))作家で、何冊もベストセラーを書きました。 この本のテーマは児童虐待です。 ヒロインは賢くてしっかりもの。なのにお母さんはことあるごとに彼女をののしり、いじめます。 高校にいく費用も払わない、というので彼女は沼で珍しい蝶を捕まえて町の女学者に売って(モデルはご本人でしょう(^^))学費その他を稼ぎます。 近所の子どものいない老夫婦が可愛がってくれ、服を買ってくれたりお弁当を作ってくれたりして、彼女はなんとか生き延びる……。 えっ? そのどこがミステリー? ですが、それは単なる子どもいじめではなくて、お母さんには娘を苛める理由があった……! それがこの話の下を脈々と流れて支えていて、単なるミーハーなお涙ちょうだい物語ではなくしているのです。 昔から何度も訳されてきてるのですが(いろいろな題名がついてます“森の乙女”とか“なんとかの少女”とか)最初の頃の日本の読者はそこにでてくる見慣れない食べ物に心を奪われてしまって(みんなお腹すいてたんでしょう)物語のそういうとこには目がいかなかったみたいですが……。 (^^) (凄いんだよ。ステーキを“焼き肉”、ポップコーンを“とうもろこしのはぜ菓子”、クラムチャウダーを“貝の煮込み”とかって訳してます) だから読むならこれは完訳で読んでね。 角川から出てます。 続編というわけじゃないんだけど、同じ町を舞台にした、片手のない少年が主人公の「そばかす」というのもあって、それも面白いよ。 2018年12月04日

Posted by ブクログ

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