殺人者の湿地

アンドリュウ・ガーヴ(著者), 水野恵(訳者)

• 販売会社／発売会社: 論創社
• 発売年月日: 2013/09/27
• JAN: 9784846012564

商品レビュー

2021/06/12

「ヒルダよ眠れ」と同じ作者だったので。

女をだます酷い男にもかかわらず、
自業自得にもかかわらず、
決して肩入れしている訳でもないのに、
追いつめられるとびくびくしまう。
女をだます手口があざやかだからか、
だまされているのか。

このところ古めのミステリーを読んでいて、
短いというか、軽いというか、あっさりしてるなと思う。
今回の事件を追う巡査部長は、最愛の妻を交通事故で亡くしてるが、
いまどきのミステリーだったら、
そこをどろどろとかき混ぜるところだが、
さらさらぐらいにしてある。
「大人」にはそれぐらいで良いのかも。
最後もハッピーエンドだし、

謎解き自体も、
途中で気づけるぐらいでほど良い感じ。

2014/01/09

旅行中に知り合ったグウェンダ・ニコルズと関係を持ったアラン・ハント。嘘の住所を教え別れる。アランの婚約者スーザンの父親は資産家で財産目当ての婚約者。アランの働く事務所に現れたグウェンダ。妊娠を告げるグウェンダ。警察に送られた密告書。アランが女性と湿地に行き1人で帰ってきたという内容。警察による湿地の捜索。湿地に埋めたと思われる道具が発見されるが。アランの船に隠された秘密。グウェンダを自宅に送り届けたというアランのアリバイの謎。