カラー版 20世紀の美術

末永照和【監修】

• 販売会社／発売会社: 美術出版社
• 発売年月日: 2013/08/09
• JAN: 9784568400854

商品レビュー

2024/06/13

アーティゾンミュージアムのブランクーシ展のギフトショップでジャケ買い。芸術が、戦争やテロ、生活様式の変化など、その時代の人々の環境やそれによる感情の変化によって、大きな傾向をつくりだすと感じた。
特に現代は非線形に変化が激しくなっているため、20世紀ないしは21世紀の美術もポップアート、フェミニストアート、パフォーマンスアート、ネオ・ジオなどなど、様々な流派が生まれているのだと思う。差し当たっては生成AIの芸術・美術が人口に膾炙していくのだと思う。
個人的には、極端な写実も極端な抽象もあまり胸を打たれず、印象派、シュルレアリスム、形而上絵画くらいが心地よい。またこういったアートに回顧する流れも来るのではと考えている。

2023/02/08

読んだのは増補前のもの。
美術について何も知らないが、読むうちに時代の移り変わり、芸術家の絵の書き方の移り変わりが理解できた気になった。付録として付いている年表がわかりやすい。

2021/08/18

昔読んだのは増補前のやつだったか。
「西洋美術史」よりはまあまあ覚えてる、よかった。
増補では2000年代初頭の動向が補足されている。

ピーター・グリーナウェイについて１箇所だけ触れられている。
高校生だか中学生だかのときに、深夜のテレビで「垂直構造のリメイク」を放送していた。
まったく訳がわからなかったけど訳わからんなりに印象に残ったらしく、そのあと録画を何回も観た。
今観てもたぶん訳がわからないのだろうが、あれだけ訳のわからないものを何度も観られるのは若い時の特権だなと思う。