黄昏の系譜 獣の王と失われた姫君 一迅社文庫アイリス

永野水貴【著】

• 販売会社／発売会社: 一迅社
• 発売年月日: 2013/06/20
• JAN: 9784758044479

商品レビュー

2017/04/23

５年前から記憶がない主人公には、婚約者がいる。
動かない時間の中、一人の青年に会った事により
すべての事が動き出す。

綺麗だけのお人形、と化している主人公に婚約者。
違う人と出会うという事は三角関係？　と思ったら
すごい人間関係が出てきてしまいました。
執着心、半端ないです！！

ゆっくりと、唐突に思い出される記憶。
執着心がある相手は、読んでいる分には面白いですが
身近にいたら怖いだけです。
そして王太子は、読んでるだけなのに怖い部類。

最初が雪から始まったせいか、読み進めても
どうしても白くて淡々としたイメージが
最後まで続いて行きます。

2014/03/03

え、まさかここで終わりとかそんなバカな。
というラストだったので、シリーズ化前提なのかな……？　これ、続かないと消化不良すぎてダメですよ。

2013/11/13

2013然11月11日読了

恋愛要素は薄めだけど、読んでいて面白かった。個人的にはこれくらいが程よくもだもだしていい（笑）
面白いのはシャルラの記憶にまつわるライトなミステリー感がその理由かな。あと、アルとの出会いもよかったかなぁと。つかず離れずなこの2人は最終的に良い別れをしたわけだけど、いつかシャルラにアルを迎えに行ってほしい。しかし、王子のヤンデレ怖い。いくらなんでもやりすぎだろう。
この続編でも面白いだろうし、設定的にかなり楽しいので大陸にまつわる掌編でも面白そう。この終わりだと続編ありそうなので、期待して待ちたい。